そもそも、原発はかなりお金がかかるものなのであり、今まで原発関連で膨大な金額を費やしてきているのです。それをそのまま再生エネルギーに回せば、かなりいい線に行くと思います。
8月17日付で、東京財団のHPに東京財団上席研究員で大和総研顧問の原田 泰氏の、「電力コストについての厳密な評価と国民的議論を」という論考が掲載されました。
この中にも、「原発の発電コストが、圧倒的に低くはないことは、原発を推進してきた経済産業省も認めている」という記述があります。
「原子力発電を進めてきた大きな要因として原発の発電コストは圧倒的に低いという認識があった。それがなければ、そもそも原発安全神話を作る必要もなかった。コストが低くないなら、原子力という、莫大なエネルギーを生みだし、将来はコストが安く、格段に安全になるかもしれない」という幻想が崩壊した今、「原子力に頼らない社会」を実現するために、「原子力関連予算の組み替えを断行し、再生エネの潜在力を引き出すことが求められる。財政面からも送電線の開放や大容量の蓄電池開発などを積極的に後押しし、早急に再生エネの普及を図るべきだ」という意見を尊重すべきです。
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