松井一実広島市長による平和宣言は、その骨子が2日に事前発表されましたが、全文を見てみると、非常に重く、意義のある内容です(平和宣言全文はこちら)。
「脱原発」の言葉こそ入っていませんが、「東京電力福島第一原子力発電所の事故も起こり、今なお続いている放射線の脅威は、被災者をはじめ多くの人々を不安に陥れ、原子力発電に対する国民の信頼を根底から崩してしまいました。そして、「核と人類は共存できない」との思いから脱原発を主張する人々、あるいは、原子力管理の一層の厳格化とともに、再生可能エネルギーの活用を訴える人々がいます。
日本政府は、このような現状を真摯に受け止め、国民の理解と信頼を得られるよう早急にエネルギー政策を見直し、具体的な対応策を講じていくべきです。」として、国に対してエネルギー政策の見直しを求めていることは、大変意味のある内容だと思います。
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