2011年4月30日土曜日

GW前半のスタートはまずまずのようです

昨日の4月29日からGW前半がスタートしています。

静岡新聞によると、県内の道路の渋滞ぶりは例年並のようですね(詳細はこちら)。

特に昨日は天気も良かったこともあって、結構人出があったようです(詳細はこちら)。

東日本大震災による自粛の動きが心配されていましたが、今のところはそれほど悪くないようで、良かったです。あまり自粛し過ぎると、経済への影響が懸念されますからね。
できれば、このGWは近場でも構わないので、出かけてお金を使えば、結果的に被災地へも良い効果をもたらすことになりますので、お休みが取れる方は、ぜひお出かけしましょう。

そう言っている私は、GW前半は残念ながら部活です。悲しいことに「道が混んでいる」ということで、GWを実感しています(笑)
ただ、GW後半は、ウチの母親に、弟のところの子どもの顔を見せに連れていくために、おそらく渋滞している高速道路に突っ込んできます(笑)。
少しは日本の経済に貢献する予定です(かなり大げさですが(笑))。

2011年4月29日金曜日

海抜5メートル以下に60万人居住 県内総人口の16%

タイトルは、今日4月29日のCHUNICHI Webの記事です。

確かに高台に移転できれば良いですが、それだけ多くの方々が住んでいるんですから、実際は無理です。移転費用だって、どこかでくれるわけではないですからね。

防波堤などを整備するのが優先だとしても、東日本大震災の時に、スーパー堤防がもろくも破壊されたのを目の当たりにしてしまいましたから、不安はつきません。

ただし、標高が低いとはいっても、津波の被害があるとは限りません。海岸からの距離や地形にもよるわけです。また記事にもあるように、内海は外海に比べれば危険性は低いようです。

しかしやはり、いざという時のために備えをしておかねばなりません。今回の東日本大震災の教訓として、津波の時には、高い場所に逃げるとか、鉄筋の丈夫な建物に逃げるとかすることが一番だとわかりましたので、そのことは頭に叩き込まないといけませんね。

2011年4月28日木曜日

浜岡原発3号機、7月再開を計画

タイトルの記事、今日4月28日の各紙に出てますが、この後に及んで、まだそんなことを考えているんですね。

地域の理解が条件とされていますが、おそらく中電の社長たちは、本音はそんなこと全く考えていないでしょう。

日経新聞Web刊によると、地震・津波対策で約300億円かかるようですが、それだけかかっても原発にしたほうが儲かるってことなわけですね。

金が人を変えてしまうんでしょうね。

こんな状きょうですから、なおさら東海地震に対する不安は高まるわけです。
CHUNICHIWebには、中日・静大共同調査の結果が出ていますが、県民の約9割「不安」だそうです。まぁほとんどの人が不安になっているってことです。
人々の不安が高まっているのは、津波の恐ろしさを目の当たりにしたことと、その津波に被害で原発が駄目になったという点だと思います。人々の不安を和らげるためには、その要素のひとつだと思われる、原発の再開を許してはなりません。
先だってのパレード(その様子はこちらです)で、気を良くしていてはいけませんね。

2011年4月27日水曜日

津波対策が必要です

静岡新聞によると、今日4月27日朝、東海地震を想定し、県庁や出先機関などで事前通知なしの全職員参集訓練を実施したようです(詳細はこちら)。


いままであまり津波については考えてこなかった感がありますが、今回の東日本大震災を受けて、津波対策が重要課題となっています。

浜岡原発に関する県知事の発言もそうですし、浜岡原発のある御前崎市の石原市長が女川原発を視察してのコメントもそうです。


学校でも同じように津波対策を検討しているところが多いものと思われます。
勤務校は海岸からはかなり離れていますし、海抜も15メートルということで直接の被害はないものと考えています。しかし近隣で一番高い建物であるが故に、周辺の住民が避難してくることが予想されますので、その対応策を検討しなければならなくなっています。まぁ、県立高校ですので、県がどう対策を考えるのかってことなのですが。


今回の東日本大震災でも、津波に対する学校の安全性が確認されたような感があります(その理由はこちら)。
静岡県は東海地震のことがありますから、早めに十分な対策を検討しておく必要性を強く感じます。ただ、いざ検討を始めると、実はいろいろな問題があるということに気づきはじめたところです。しかし、そんなことを言っている間に起こってしまっては大変ですので、管理職を巻き込んで話を進めていくしかないですね。
幸いなことに勤務校の副校長は県から来た方なので、学校現場の実情が少しづつわかって行くに従って、その重要性に気づいて下さり始めていますので、なんとかしていきたいと思います。

2011年4月26日火曜日

2011年4月24日の「菜の花パレードはまおか」の報告

4月24日に静岡で行われた、 「菜の花パレードはまおか」が、地元テレビで大きく取り上げられました。 パレードの参加者は、主催者と警察調べが一致して800人だったそうです。 予想の2000人には達しませんでしたが、とてもすてきなパレードになりました。

参加してくださった皆様、応援してくださった皆様、 本当にありがとうございました。

以下は、YouTubeにアップされた動画ですので、紹介します(私も知り合いに教えてもらいました。テレビの紹介動画は一週間程度で削除するとのことですので、ご覧になられる方は、お早めにお願いします)。

2011年4月24日浜岡原発を考える_菜の花パレード(第一テレビまるごとワイド  本日25日放送分) 6分43秒 http://www.youtube.com/watch?v=8UZoADxK5AU

2011年4月24日浜岡原発を考える_菜の花パレード NHKニュース 1分30秒 http://www.youtube.com/watch?v=qJSJ8K4VaUw

2011年4月24日浜岡パレード 5分48秒 http://www.youtube.com/watch?v=z2A5T-44FBE

2011年4月25日月曜日

静岡茶市場で新茶初取引

今日4月25日の静岡新聞NEWSの記事です(詳細はこちら)。

私は毎年このニュースを聞くと、「あぁ、今年もそんな時期かぁ」って思うんです。この時期の静岡県は、黄緑色の茶葉がとてもきれいです。
我が家の近くにも茶畑がありますが、本当に清々しい色合いで初夏のイメージです。
ただ、今日は風がちょっぴり冷たくて、初夏にはまだまだといった感じでしたが。

静岡県ですと、お茶農家でなくとも、この時期には何故かアチラコチラへ新茶を送ることになります。確かに東京などにくれべれば、良いお茶が安く手に入るんでしょうけど、知り合いの知り合いに頼むとかして分けてもらうのも、なかなかしんどいんです(笑)

でも私などは、飲み物といえばお茶という典型的な静岡県人ですので、あまり高くないものでも、新茶だというだけで嬉しくなります。

やはりきちんと急須でいれるお茶は格別ですよ。ましてや、それが新茶なら、渋みの中にわずかに甘みを感じる、爽やかな風味が楽しめます。ぜひ、静岡茶をよろしくお願いします。

2011年4月24日日曜日

教養を学ぶことは大切です。

今日4月24日の日経新聞社説は、「危機の時代に挑む大胆な大学改革を」というものです。

日経では以前も大学改革に関する社説がありましたが、今回は東日本大震災が日本の社会や経済が大きく変化する転機となると捉えており、そのため国の将来を担う人材を育てる高等教育も見直しが迫られると見ているわけです。

私自身もこの見方には賛成です。特に今回の社説の中で、「大学の1、2年は、文系と理系の枠を超えて幅広い教養を学ぶ機会とすることが望ましい」としている点は、大賛成です。

若いうちに多様な知識を吸収した方が、将来役にたつと思っています。早いうちから方向を決めてしまうと、考えに幅がなくなり柔軟な思考ができにくくなるのではないかと思うのです。ですから、若いうちにいろいろなことを学ぶ機会を与え、その中から絞り込んでいく方が、専門を学ぶときにも役にたつはずだと考えます。

実際最近の学問は、単純に文理で分けられるものは少ないのではないかと思います。自分も歴史や政治経済を考えるうえで、文系的な知識だけでは足りず、理系的要素の知識が必要となる場面が多いような気がします。
論文や書籍を読んでいても同様です。最近の歴史系の論文や書籍は、文献史学だけではなく、考古学やその他の関連する学問の知識がないと読みこなせないようなものが普通になっています。それだけ自分自身の知識を広げていかないと、ついていけないようになっているように感じます。

ですから、いわゆる「教養」的な幅広い知識は、改めて大切になってきていると思います。

2011年4月23日土曜日

「沖縄集団自決」の軍関与が確定

「琉球新報」、「沖縄タイムス」ともに、この記事はトップで扱われ、社説でも語られています。
概要は、以下のとおりです(『琉球新報』より。『沖縄タイムス』の記事も、ほぼ同様な感じです)。


沖縄戦で旧日本軍が「集団自決」(強制集団死)を命じたとする作家大江健三郎さんの著書「沖縄ノート」などの記述をめぐって、座間味島元戦隊長の梅澤裕氏や渡嘉敷島戦隊長の故赤松嘉次氏の弟、秀一氏が名誉を傷つけられたとして、大江さんや版元の岩波書店を相手に出版差し止めなどを求めた上告審で、最高裁判所第一小法廷(白木勇裁判長)は22日、一審・二審に続き、上告を棄却した。これにより軍関与を認めた一、二審判決が確定した。同小法廷は、原告の申し立てを「上告理由にあたらない」とした。21日付。


『沖縄タイムス』の社説にもふれられているように、そもそも、その時々の社会情勢に応じて、教科書への記載が変更されるというのはおかしいと思います。特に、歴史的事実を社会情勢の変化によって載せないということは、正しい歴史を子どもたちに教えないということなわけですから、本来は間違っているのです。教科書の検定制度によって、歴史がねじ曲げられることは、決して許されないことです(『琉球新報』社説はこちらからどうぞ)


私は、特にアジア・太平洋戦争については、この先もずっと正しい内容を語り継いでいかなければならない事だと思っています。それだけ、日本の歴史の中で、再び繰り返してはならない過ちなのだと思うからです。
これにより、高校の日本史教科書の記述にも、「集団自決」の記述が復活し、「負の歴史」も含めてきちんと子どもたちに教えることができるようになることを願います。

4.16「福島原発で何が起こっているのか、そして浜岡は」広瀬隆静岡講演会

知人から教えてもらった講演会の報告記事です。

2011年4月16日、静岡市内で「福島原発で何が起こっているのかそして浜岡は」という題で広瀬隆さんの講演会が持たれ、550人が参加した。この集会は浜岡原発を考える静岡ネットワークが呼びかけ、静岡県内の市民団体が共催する形でもたれた。
集会でははじめに河合弁護士があらたに浜岡原発の停止を求め差止請求を行うことを呼びかけ、浜ネットの白鳥良香さんが地震時の浜岡原発の危険性について説明した。その後、広瀬隆さんが3時間にわたって福島原発の現状と問題点、放射能汚染の現状、浜岡原発の危険性などについて話した。
広瀬さんの話で印象に残ったものを以下にあげておこう。
●マグニチュードは8.4から9.0に挙げられたが、それは単位をモーメントマグニチュードに変えたものであり、地震を大きなものに見せるものだった。賠償責任をうやむやにするものともみられる。
●福島の原子炉はGE製やGEのもとで東芝、石播、東芝がライセンス生産したものである。GEの製造にかかわった人々がその安全性を告発している。1976年には3人のエンジニアが辞職して反原発運動に参加した。その一人が今回CNNのインタビューに応じて福島の原子炉Mark1の事故で「何千もの命が失われる可能性がある」と訴えている。NRCも大惨事の可能性を指摘している。すでに炉心溶融が起きている。溶融によって再臨界に至る危険性もある。
●揺れの大きさ500ガル程度の地震で配管に亀裂などが入り、そこから水素が漏れ爆発に至ったとみられる。配管の損傷が報道されたのは326日の新聞記事だった。地震の翌日には1号機の圧力容器の気圧は70気圧から9気圧に落ちている。これは配管の損傷によるものとみられる。津波ではなく地震で配管が損傷し、冷却材を失ったことが事故の主原因だろう。それは日本の原発54機のバックチェックがすべて吹き飛ばされたということだ。
●福島は地震と津波で電源を喪失し、実際にブラックアウトになった。東海第2原発も電源喪失の危機にあったことが判明した。47日の地震では女川と東通原発でも電源喪失の危機にあった。20106月には福島2号機で電源喪失事故が起きていたが、マスコミは追及しなかった。20103月、東電は1号機が60年間は運転可能だと暴言を吐き、保安院はそれをみとめてきた。
●「5重の壁」などと宣伝しているが、実際には圧力を維持するためにはバルブを開けるしかなく、放射能が外部に放出される。大量の放射能流出を批判したら「デマ」扱いされたが、1か月後には政府が大量流出を認めた。「安全」を語る政府やTVに出でてくる「学者」の発表がデマそのものだった。レベル7になることを知っていながら、国民に被曝を強要したのである。早い段階から100キロ内の避難を検討すべきである。
48日には理由は不明だが1号機の放射線量が急に増加した。冷却用に水を注入しているが、底の抜けたバケツに水を入れるようなものであり、流出した水による汚染が続く。今後はそれが濃縮されて蓄積し、ゆでガエルのようにじわじわと殺されていくという状態である。プルトニウムやストロンチウムも検出されている。3号機のMOX燃料は中性子線やα線の放出放射能線量が高く、そこからのアメリシウムやキュリウムも危険である。核燃料プールからの蒸気にはトリチウムなどの放射性物質もふくまれている。海の汚染は想像を超えるレベルに至り、コバルト58も検出された。315日には3号機付近で毎時400ミリシーベルトが検出されたが、これは通常の350万倍である。福島市内の値は高く深刻な汚染実態がある。しかし福島の水道水の汚染の報道が抜けている。
1時間1.015マイクロシーベルトで1年間いると、24時間×365日で8891マイクロシーベルトになり、大きな被曝となる。約1万倍になると考えるとわかりやすい。政府は「安全」とか「ただちに影響はない」などと宣伝しているが、それは子どもたちを死に追いやる犯罪行為だ。体内被曝は危険であり、正常と異常とは概念的なものであって、もともと安全の基準値などはない。政府は暫定基準値なるものを公表しているが、FAOWHOが設立したCODEXのヨウ素131の基準値が1キログラム100ベクレルであるものを、2000ベクレルに引き上げている。
 ●放射線同位元素協会(現・日本アイトソープ協会)は当初核実験の問題点を伝えてきたが、核実験に反対する人々が追われ、原子力の推進を掲げるようになり、有効利用の方向に転換した。アイトソープ協会や放射線医学総合研究所は悪質である。自衛隊員や労働者の被曝量250ミリシーベルトに引き上げているが、これは原発労働者の年間被曝量の上限50ミリシーベルトの5倍にあたる数値である。死ねというようなものだという不満の声が上がっている。
●チェルノブイリ事故ではロシア・ウクライナ・ベラルーシで被害者は計700万人に足している。チェルノブイリや今回の福島の事故のように、浜岡では砂丘が原発を守り、さらに12メートルもの防水壁を作るというが、それでは守れない。取水トンネルは破壊され、取水槽の水は熱湯になってしまうだろう。直下型地震が来れば。浜岡原発はすぐに破局をむかえる。今すぐに浜岡原発は止めるべきだ。必要なものは電力ではなく、命である。トヨタ自動車は浜岡原発の停止を求めるべきだ。汚染地帯にプリウスがあっても何の意味もない。原発事故は人類の生存にかかわる問題である。
以上が,講演を聞いて印象に残った発言である。当日静岡では小出裕章さんの講演会も持たれ、500人が参加した。翌日、浜ネットは浜岡現地でのチラシまきを行った。

静岡県では、浜岡原発を止めるために様々な人が頑張っています。このブログにお越しいただいた方々も、ぜひ浜岡原発を止めるために、どんな形でも良いので、ご協力ください。お願いします。

2011年4月22日金曜日

保安院、浜岡原発へ立ち入り検査

今日4月22日のCHUNICI Webに21日から2日間の日程で、経済産業省原子力安全・保安院の立ち入り検査を開始したとの記事が出ています(詳細はこちら)。


保安院の審査を経て中電は定期検査中の3号機の運転再開に必要な法的手続きが整う予定のようですが、正直この期に及んでまだ運転再開する気なのには呆れてモノが言えません。


浜岡原子力保安検査官事務所の橋本唯一所長は「保安院だけで(再開して)いいとは言いにくい。地元の方にも説明がいるとの感じがある」と述べているようですが、それは当たり前です。


21日に開催された県市長会の本年度初めての定例会では、一部市長からは停止を求める声が上がったようです(詳細はこちら)。


東海市長会総会で提案する地震対策に関する決議案をめぐっては、「取りあえず浜岡原発は止めるべきだ」との文言を案に入れると主張する三上市長に対し、計画停電の影響を受けた県東部の市長からは、電力の安定供給の必要性を求める意見も出され結局、見送られた」とのことで、わからなくもないですが、決議案に入れて欲しかったというのが本音です。ただ、やはりこのような声を少しずつ集めて、浜岡を止めなければいけません。

2011年4月21日木曜日

被災地での学校の再開

今日4月21日の読売新聞社説は、「学校の再開 安心して学べる場取り戻そう」というものです。

ここでは、特に福島第一原発の影響が大きい福島県の学校のことが出てきますが、放射線量の問題もあり、屋外活動を制限したりと様々な問題点がありますが、それらの問題点をおしてでも学校を再開させることについて、私は賛成半分、反対半分といった感覚です。

津波や地震の被害を受けた地域では、物理的に不便な状況がありますが、こちらの方の再開は賛成できます。学校で元気に学ぶ子どもの姿は、津波や地震の被災地では、大人の励みになりますし、子どもたちだって、その方が精神的に良いのではないでしょうか。

しかし、原発による放射線の影響がある地域では、それとは事情が違います。
文部科学省は19日に公表した、小中学校などでの放射線量の安全基準について、「校庭の放射線量が毎時3・8マイクロ・シーベルト以上の場合に、屋外活動を制限する」という数値ですが、これってどれだけ信用できるのでしょうか?それより低いときは、長時間屋外活動していても大丈夫ってことは無いはずですが、ただやはり屋外活動ができるに越したことはありません。しかし、本当に大丈夫なのか、その辺の不安がずっとつきまといながら学校での活動は余分なストレスが、子どもも、親も、教員も貯まるでしょう。
けれども、子どもたちはおそらく学校に行きたいでしょうし、その不安と闘いながらの学校ってどうなんだろうって思うわけです。


なんとなく、自分でもすっきりしないですが、ただイタヅラに時間ばかりが過ぎていくのもどうかとは思うので、結果的には再開したことは良いと思うしか無いかなというのが本音です。

2011年4月20日水曜日

孫正義氏:脱原発の財団設立 10億円を拠出し政策提言へ

タイトルは、今日4月20日の毎日jpの記事です(詳細はこちら)。

ソフトバンクの孫正義社長、やりますね。
とにかく我々は、「脱原発」をしないといけないのです。そのためには、太陽光、風力、地熱発電などの自然エネルギーの活用はどうしても必要なわけで、それを研究開発することは今一番優先して行なわなければならないことだと思います。その意味では、孫社長のこの動きは注目に値すると思います。
「財団は数カ月以内に設立する」と言うことのようですが、一日も早く立ち上げ、研究開発を急いで欲しいですね。

2011年4月19日火曜日

「原発事故、回避できた可能性」世界の専門家16人声明

タイトルは、今日4月19日のasahi.comの記事です(詳細はこちら)。

この記事の中でもっとも気になったには、

比較的コストのかからない改善をしていれば、完全に回避できた可能性がある」、

 「確率の低い事象が重なることに対する考慮が十分でなかった

という点です。

つまり、福島第一原発の事故は起こるべくして起こったということなのです。

今日は これだけにしておきます。

2011年4月18日月曜日

浜岡原発反対運動に関するお知らせ(4月24日に実施)

今日は知り合いからメールで送られてきた、浜岡原発への動きに関するお知らせを掲載します。
 
東日本大震災にともなう福島原発の事故を受けて、

浜岡原発のお膝元である静岡でも、脱原発の大きなうねりが起こりつつあります。

4月16日に静岡市内で同時に開催された原発関連の二つの講演会は大盛況でした。
小出裕章さん講演会には会場450名で立ち見席が出て、500名超
広瀬隆さん講演会は、会場600席で、会場に入れない人が出たと聞きました。

そのようななかで、おそらく静岡でははじめて、
20~30代の若者たちが動き出しました。

静岡在住のカメラマン・杉山雅彦さんが中心となって、
グループ「ふきのとう」を結成。
4月24日(土)に市内で「菜の花パレードはまおか」を開催します!
3000人規模の国民的パレードを目指します。

このパレードには県外からの参加も大歓迎。
ゆくゆくは、全国とのつながりをもった幅広い活動にしたいと思っています。

4月24日には、一緒に楽しいパレードをデザインしていきましょう!

このメールをたくさんのお友だちに転送していただけるとうれしいです!!

どうぞよろしくお願いいたします。


~~~~~~~~~~~~~~~~
4月24日(日) 「菜の花パレードはまおか」に関して


みなさん、こんちには。

東北の震災をうけて
「なのはなパレードはまおか」を企画しました。

福島原発がとても大変な事になっています。
毎日、心を痛めている方も多い事と思います。
そんな中でも僕たちが住む静岡には
浜岡原発が、今もまだ動いているという現状に気がつきました。

気になって中部電力さんに電話したり、ホームページで調べたら
原子力発電の量は2009年で14%でした。
なくても大丈夫なのに…

「こんな事になっていても、なぜまだ、今も動いているのだろう?」
と、外に声を上げました。
外への声は、しっかりと出さないと
誰にも伝わらないし
何も変わりません。
外への声の為に今回のパレードを企画しました。

そして、外への声を、内側に向けてみたら
「こんな事になっても、なぜまだ、節電しないの?」
「こんな事になっても、なぜまだ、太陽光発電を家に設置しないの?」
になりました。
外にも声を出すのも大事ですが
自分の出来る事から始めてみる事も大事です。

新しいエネルギーや生活について
市民レベルで話し合う場所をつくり
市民バンクを立ち上げ、自然エネルギーをデザインして行きます。

東北の震災をうけて
僕たちは今、色んな事を感じ
色んな活動を始めています。

外への声と
中への声と
両方を話し合う事。
口に出す事が
外に出す事が
大事だと思います。

子供でも
大人でも
みんなが参加しやすい様に
パレードというデザインにしました。

このパレードに参加した
すべての人の小さな一歩一歩が
この世界を変える事と信じています。
僕たちは無力ではありません。
微力はあります。
微力をいっぱい集めて
新たな社会を作っていけたらと
夢みています。

ありがとうございます。

**********************
安全で安心してくらせる未来へ! 「菜の花パレードはまおか」
~あなたの一歩が、社会をキラリ☆と変えていきます~

● 日時:2011年4月24日(日)13:30~

●場所:静岡市葵区にある青葉公園B2

●主催:ふきのとう  連絡先:090-3581-0800(杉山)

●構成:
*13:30 青葉公園であいさつ。
(30秒から1分で団体や個人に訴えていただく時間をとります)。
*14:00 パレードを開始(コースは街中。中部電力を予定)。
*15:30 青葉公園に帰ります。次回への展望などを話します。
*15:45 終了です。

●雨天時:延期。近日中にHPを立ち上げますので、HP上で発表となります。

●県外からの参加も大歓迎。
ダンスグループ、大道芸人、アーティスト、ミュージシャン、DJ、パフォーマー募集!
みんなで一緒に楽しいパレードをデザインしましょう!

● 共催団体・企業募集中!

●パレードの3つの目的
 今回のパレードでは
  *被災地への支援
  *浜岡原発を考える
  *自然エネルギー
 の3つを柱として活動させていただきます。

●なぜ菜の花か
 菜の花は放射性物質を吸収する能力があると言われています。
菜の花が用意できる方は菜の花を持って一緒に歩きましょう。

2011年4月17日日曜日

使用済み燃料の問題

4月15日の静岡新聞に、新耐震指針の対象にならない浜岡原発(御前崎市佐倉)1、2号機の燃料プールに、現在でも計1165体の使用済み燃料が保管されていることが明らかになったとの記事が出ています(詳細はこちら)。

「現在稼働中の4号機、5号機を直ぐ止めるべきだ!」とか、「稼動していない3号機は再運転すべきではない!」とかの話題が先行していましたが、実は危険は別のところにあったというわけです。

中電の対応はあまりにもいい加減すぎです。よく今までなんともなかったものです(実はなんともなくはなかったのかもしれませんが。単に隠しているだけかも)。

結局、後始末がきちんとできないわけですから、中電は原子力発電を続ける資格はないですね。

電力会社は、どこも似たようなものでしょう。つまり現状の日本の電力会社は、原子力発電をやる資格はないってことです。

2011年4月16日土曜日

「低エネ社会」日本モデルの創出を!

今日4月16日の毎日新聞の社説の主張に同感ですので、紹介します(リンク先記事は、毎日jpです)。

「 「3・11」以後、多くの日本人が「日本はもう原発に頼るわけにいかない」と感じたに違いない。私たちも同感だ。地震国日本が原発と共存するのは無理がある。

社説でこのような意見を載せてくれるところがまだあるのですから、日本のマスコミも、まだ捨てたものではないなぁと思いました(毎日新聞さん、今まで日本の大手新聞社はもうだめだと思っていました。ごめんなさい)。

私たちはエネルギーへの激しい渇望に突き動かされて、自然への畏怖(いふ)を忘れ、いつの間にか自然の許容限度を踏み外してしまったのかもしれない。

本当にそうかもしれません。その意味では、今回の震災を機に日本全体で今までの生活を見直す必要があると思います。

浪費を避け、資源の再生につとめ、リサイクルを促進する。そして、小型水力発電などでエネルギーの地産地消を可能な限り進めたい。分散型の国土形成で防災力を高める。
低エネルギーでも福利の低下しない日本モデルを構築することこそ、3・11への何よりの鎮魂となるだろう。

みんなで知恵を出しあって、それこそ今盛んにテレビCMなどで流されている「日本は頑張れる」というメッセージが向かう方向を、日本が「低エネ」の新しい社会へと向かう意思表明として、「低エネ社会」の日本モデル創出を目指すことが大切なのだと思います。

歴史的に考えれば、一般的に言われるように、江戸時代は「エコ・リサイクル社会」でした。当然様々な状況は江戸時代と全く違いますが、思想的なものは参考になるのではないかと思います。

やってやれないことはない、ような気がします。というより、社説にもあるように、3・11への鎮魂の思いを示すためにもやらなければいけないと思います。さらに、未来の子どもたちのためにも、今ここで日本モデルを構築しておかなければいけないと思います。

2011年4月15日金曜日

子ども達は素晴らしい

今日4月15日のasahi.comの、被災地の避難所での子ども達が新聞をつくっていることで、避難所に明るさをもたらしているという記事が出ています(詳細はこちら)。

この子たち、そもそも震災4日後から、新聞をつくろうという発送が、よく出てきたなぁと思います。もしかして、小学校でNIE活動が行われていたのかなぁなどと思ったので、取り上げました。

それにしても、この子たちの活動は大変素晴らしいです。この子たちにとって、とても良い教育になっています。また、この子たちの活動が大人にとっても良いものになっているのを見ると、やはり子どもは、大人にとっての希望なんだと思わずにはいられません。
こういうのを見ると、私も職場で頑張らなければと思います。

ですから、子ども立ちにはやはり良いことを教えなければいけません。その意味では、この原発副読本の見直しは結構なことです。 出来ることならば、原発推進そのものを見直すと、なお良いと思います。

2011年4月14日木曜日

大震災の発生「想定できた」

今日4月14日の日経新聞WEB刊に出ている記事のタイトルです。

イギリスのネイチャー(電子版)で公表されたようですので、かなり科学的に裏付けられたものなのでしょう。

確かに、「東海地震」は予測可能とされていますので、当然他の地域でもそれは可能なはずなのです。ですから、当然福島第一原発の事故についても、津波の被害は「想定できた」はずなので、今回の事故は間違いなく人災なのです。

まぁ、予想可能な「東海地震」では、予想域の真上にありながら、津波や地震の被害を過小評価している浜岡原発の存在がありますが、これももし地震が起きて、事故につながれば、人災なわけです。

女川原発の件による耐震指針の見直しは早急にしなければ、明らかに人災が拡大していくことになります。ただ、これもマグニチュード7.1、震度6強の7日の余震で「想定を超え」たのですから、そもそも想定が甘いわけですが。一体、どのくらいを想定しているのでしょうか?
とにかく、日本の原発は、根本的に想定が甘いわけです。そんな原発はやはり無くさないといけません。

2011年4月13日水曜日

いわき市の地表に7キロの断層 4月11日の余震でずれ

タイトルは、今日4月13日のasahi.comの記事です。

4月11日のエントリーにも少し書きましたが、3月11日の地震がなければ、4月11日の地震の規模は、普通本震なみですので、ここまでのズレが起こるのも納得できます。

道路に現れた断層(上記asahi.comのリンク先に掲載されている写真を持ってきました。)


それにしても、ものすごい断層ですね。地震のエネルギーって本当にスゴイです。