2011年4月21日木曜日

被災地での学校の再開

今日4月21日の読売新聞社説は、「学校の再開 安心して学べる場取り戻そう」というものです。

ここでは、特に福島第一原発の影響が大きい福島県の学校のことが出てきますが、放射線量の問題もあり、屋外活動を制限したりと様々な問題点がありますが、それらの問題点をおしてでも学校を再開させることについて、私は賛成半分、反対半分といった感覚です。

津波や地震の被害を受けた地域では、物理的に不便な状況がありますが、こちらの方の再開は賛成できます。学校で元気に学ぶ子どもの姿は、津波や地震の被災地では、大人の励みになりますし、子どもたちだって、その方が精神的に良いのではないでしょうか。

しかし、原発による放射線の影響がある地域では、それとは事情が違います。
文部科学省は19日に公表した、小中学校などでの放射線量の安全基準について、「校庭の放射線量が毎時3・8マイクロ・シーベルト以上の場合に、屋外活動を制限する」という数値ですが、これってどれだけ信用できるのでしょうか?それより低いときは、長時間屋外活動していても大丈夫ってことは無いはずですが、ただやはり屋外活動ができるに越したことはありません。しかし、本当に大丈夫なのか、その辺の不安がずっとつきまといながら学校での活動は余分なストレスが、子どもも、親も、教員も貯まるでしょう。
けれども、子どもたちはおそらく学校に行きたいでしょうし、その不安と闘いながらの学校ってどうなんだろうって思うわけです。


なんとなく、自分でもすっきりしないですが、ただイタヅラに時間ばかりが過ぎていくのもどうかとは思うので、結果的には再開したことは良いと思うしか無いかなというのが本音です。

0 件のコメント:

コメントを投稿