2012年3月31日土曜日

昨日は離任式&送別会

タイトル通り、昨日は静岡県内の多くの高校で、離任式&送別会が行われました。

少し前のエントリーにも書きましたが、今回は自分が異動ですので、離任式では昨年までとは全く違う立場になり、落ち着きませんでした。
離任式で登壇した時には特別な気持ちはなかったのですが、いざ離任の挨拶の順番になり、マイクの前にたって生徒の顔が見えたら、もうダメでした(T_T)
その後、自分のクラスに行って、その時も改めてクラスの生徒の顔を見たらもうダメ(T_T)
教室から引き上げるとき、「俺、花粉症だから!」と叫びなから廊下を歩いて控え室へ戻ったのはご愛嬌です(^_^;)
でも、あれって何でなんでしょうね。生徒の顔を見た途端、なんとも言えない気持ちになるんですよね。あぁ、もうこいつらとお別れなのかって。

送別会では、最近あまり飲まないビールがメインだったので自分では自覚が薄いのですが、結構飲んだような(^^ゞ
でも、昨日中には家に帰りましたよ(^_^;)

2012年3月29日木曜日

ホタルイカに脂肪肝の改善効果

タイトルは、今日(3月29日)のYOMIURI ONLINE掲載の記事です(詳細はこちら)。

ホタルイカが脂肪肝に良いかもというこのニュースは、中年世代にとっては朗報ですね。

まぁ、まだラットでの実験レベルということで、「人間が食べても効果があるのかどうかは、これからの研究課題」だということですが、とりあえずこれからは飲むときは、積極的にホタルイカを食べることにして、自ら人体実験してみようかと(^^)

2012年3月28日水曜日

「家康と大航海時代」目玉案 静岡の歴史博物館検討委始動

タイトルは、今日(3月28日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

「家康と大航海時代」が目玉展示ですか?う~ん、まあ確かに静岡の有名人は家康ですけど、大航海時代って?というのが一般的な反応なのではないかと思うのですが。

「総花的な展示でなく上手な絞り込みが必要」との指摘もあった。」というのも、その通りだと思います。いろいろ考えると、かなり難しいような・・・・・。

建設予定地が青葉小学校跡地という点は良いと思います。駿府城の一角であり、県庁や市役所も近いですし、なにより、この場所は静岡県立中央図書館の前身である県立葵文庫があった場所ですから、その意味で博物館の建設場所としてふさわしいと思います。

静岡市文化財課に知り合いがいますので、話しを聞いたことがありますが、いろいろ大変らしいです。しかし、最短で2017年度ということですし、県立博物館がない現状で、せめて県庁所在地である静岡市に総合歴史博物館ができるということは、県内歴史関係者にとって待ち望んでいることですので、県外の方に恥ずかしくない博物館を作ってもらいたいですね。検討委員長が中村先生ですから、大丈夫だと思いますが。

2012年3月27日火曜日

高校教科書、脱「ゆとり」でページ数11%増

タイトルは、今日(3月27日)のYOMIURI ONLINE掲載の記事です(詳細はこちら)。

新学習指導要領にむけての動きですが、個人的には良いことだと思っています。
確かにページ数が増えるということは、現場の人間にとっては大変ですが、生徒にとっては学校でやらなければ知らないまま終わってしまうわけで、とにかく多少なりともやっておけば、少しは記憶に残るでしょうから、社会に出たから、どこかで出会ったときに、何らかの役に立つ可能性があるわけです。

またBOOKasahi.comには国語辞典の特集が出ていました(詳細はこちら)。

もう数日で4月になり、新学期になります。学生の皆さんは、そろそろ新年度への準備をしましょう!

2012年3月26日月曜日

中教審:教員免許取得での国家試験は見送りに 有識者WG

タイトルは、3月21日の毎日jp掲載の記事です(詳細はこちら)。

教員免許の国家試験化については、私は賛成だったのですが、残念です。

教員養成の内容や研修の充実を優先させるべきだ」ということなのですが、その内容や研修の充実といっても、どう充実されたのかはよくわからないですよね。その点、国家試験化すれば、基準が明確で、教員免許に「箔がつく」と思うので、その方が良いと思っていたのですが。

教員免許について修士レベル化を求め、一般(修士レベル)▽基礎(学士レベル)▽専門(教科指導などの専門性を証明)--に再編することを提案した。

一時話題になったフィンランドが修士レベルだということがヒントになっているのでしょうが、最後の「専門」って、どう専門性を証明するのでしょうか。学士レベルの基礎だと教員になれないという風になるのでしょうか。これで教員数が確保できるのでしょうか。
まぁ、まだこれからですが、いろいろ難しい問題が山積みですね。自分が現役の間に変わることになるのかなぁ?

2012年3月25日日曜日

化石5000点紹介、資料館オープン 袋井

タイトルは、今日(3月25日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

個人で5千点もの化石を集めたとは、すごいですね。

また掛川層群という地元で採取したものが主となっているということですから、静岡県の自然史分野に関する貴重な資料でもあるわけです。

オーナーである「鈴木さんは「興味を持ってもらえると思う」と胸を張る。」とコメントされていますが、子どもたちにとっても良い勉強になるでしょうし、、大人だって興味ありありですよ(^^)

大変すばらしいものができましたね。

2012年3月24日土曜日

今日は埼玉県まで行って来ました。

用事があって、車で朝の6時過ぎに出発して、帰って来たのが、つい先程の22時頃(T_T)

そんなわけで、今日は手抜きですが、これで終了m(_ _;)m

2012年3月23日金曜日

「家飲み派」向け本格つまみ 米久

タイトルは、今日(3月23日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

最近本当に「家飲み」が増えているようですね。外ですと、ちょっとごきげんで飲んでしまうと、直ぐ5千円とかいってしまいますから、そう度々は外で飲めませんからね。

かくいう私も圧倒的に「家飲み」が多いです。ですから、こういうつまみがあるとつい買ってしまいます。米久ですから間違いなくうまいと思いますが、ホルモン好きからすると 「とり軟骨、とり砂肝、豚タンをあぶり焼きした「肉屋の肴(さかな)シリーズ」3品(各210円) 」は魅力的ですね。これで焼酎なんて、想像しただけでもたまらないです(^_^;)見つけたら買ってみたいと思います。

2012年3月22日木曜日

静岡に水元氏 清水東は植松氏 静岡県教職員異動

タイトルは、今日(3月22日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

水元先生は、個人的に昔お世話になった方で、人事課長になられた時にも、やっぱり偉くなる人は違うなぁと思っていたのですが、ついに高校校長のトップになられたわけですね。

今年も知り合いの先生が何名が退職されたり、異動されたりしますが、実は今年は自分も異動になってしまいました。

2012年3月21日水曜日

サントリー:1本100万円の超高級ウィスキー「響35年」を発売

タイトルは、今日(3月21日)の毎日jp掲載の記事です(詳細はこちら)。

1本100万円って、一体どんな人が買うんでしょうか?

ただ「響」の35年ですから飲んでみたいですし、酒瓶が柿右衛門ですから実際に見てみたいです。

「最長で46年という長期熟成のモルト原酒」と 「35年以上熟成を続けた秘蔵のグレーン原酒」のブレンドって、どんなに深い味わいなのか、酒飲みとしてはものすごく興味がありますが、ワンショットでもものすごく高いそうですから、のん兵衛には無理ですね(^_^;)

2012年3月20日火曜日

2年かけ修復の宝塔など公開 牧之原・平田寺

タイトルは、3月18日の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

「平田寺宝塔」など、いままで公開されたことがなかった寺宝が見れるということで、行ってきました。
18日の新聞に載って、20日までということで、19日は当然仕事なので、チャンスは今日しかなかったわけです。

「平田寺宝塔」は、2009年8月の駿河湾地震で 塔上部を中心に倒壊 、 元興寺文化財研究所(奈良県)などで修復をするということは聞いていたのですが、近頃その修復が完成したことを記念して、 金銅製の聖観音菩薩立像などが収蔵されている宝物殿を一般公開したということです。

この特別展のチラシには、「秘仏聖観音菩薩立像特別公開 平田寺宝塔建立七◯◯念祈年祭」とあります。

宝物殿内部は撮影禁止ということでしたし、ガードマンと檀家さん達がしっかり見張っていたので、残念ながら写真は撮れませんでした。
市の担当者に話を聞くと、皆さんやはり滅多にないチャンスと思ったのか、今日の午前中までに1000人近い方が見学されたそうです。

「平田寺宝塔」は高さが約2メートルということですが、結構大きいイメージで、かなり立派なものでした。「聖観音菩薩立像」は600年代の白鵬時代のものと考えられているもので、16.5センチメートルのかわいらしい仏様でした。またここには遠州地方唯一の国宝「聖武天皇勅書」があるのですが、その複製が展示されていました。
平田寺の宝物殿が一般公開されることは、おそらく自分の生きている間に二度はないでしょうから、複製とはいえ「聖武天皇勅書」を始め、宝塔や聖観音菩薩立像なども見ることができて大満足です。


2012年3月19日月曜日

旧日本海軍の名機:雷電、天山、一式陸攻・・・スクラップ状態の写真が見つかる

タイトルは、3月17日の毎日jp掲載の記事です(詳細はこちら)。

記事にもありますが、こういう写真は大変珍しいです。

私も戦争考古学に多少関わりを持っているので、結構いろいろと見ているつもりですが、戦闘機などがスクラップにされ、山積みになった写真は、今まで見たことがありません。まだ全国には埋もれているものがあるんですね。

埋もれているといえば、17日の土曜日には資料調査に行って来ました。県内西部にある、江戸時代には名主、明治になって副戸長をやっていたお宅なのですが、江戸時代の終わりごろの宗旨人別帳が一括して残っていて、人の出入りがず~と追えるものがありました。他にもいろいろあるようなのですが、やはり今でもあるところにはあるもんだなぁと思った次第です。

このお宅の資料は、持ち主が博物館へ連絡をしてくださったことがキッカケで調査することができたのですが、このように陽の目を見ないまま処分されてしまっているものが多いはずです。一般の方にはゴミにしか見えないものの中には、専門の人間が見ればお宝というものもありますので、もし古いものがあるけどいらないという場合には、博物館や行政機関などに連絡だけでもしてくださると、救える可能性がありますので、そうしていただけると良いと思います。

2012年3月18日日曜日

全日制28校など再募集 静岡県公立高入試

タイトルは、3月16日の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

再募集の受け付けは 祝日の20日は除く19日から21日午後2時までで、 面接や作文などを22日に行い、26日に合格者を発表というスケジュールですので、事実上明日に出願するということになるのかと思います。

また私立高校も16高校が再募集を行うようです(詳細はこちら)。
私立高校も願書受け付けは19日(一部で21日も受け付ける)ということですので、関係する方々は明日は忙しいですね。
なお、私立高校の試験は19〜23日の間に実施し、合格者は19〜26日の間に発表ということです。

勤務校では明日終業式です。いよいよ今年度も終わりが近づいて来たって感じがします。

2012年3月17日土曜日

大地震、古文書は語る 東三河4市調査

タイトルは、今日(3月17日)のCHUNICHI Web掲載の記事です(詳細はこちら)。

東日本大震災を経た今、日本中でこのような作業を行う必要があると思います。

ただ静岡県はその点は大丈夫です。何故ならば、『静岡県史』の一冊として、『静岡県史 別編2 自然災害誌』が、既に刊行されているからです。

今、改めて『静岡県史 別編2 自然災害誌』の価値が見直されるべきだと思います。

県内ならば図書館に行けば必ずあります。他の都道府県でも都道府県立図書館クラスに行けば置いてあるのではないかと思います。

ぜひ一度ご覧になって下さい。

2012年3月16日金曜日

戦後日本思想界の巨人、吉本隆明さん死去

詩人・評論家の吉本隆明さんがお亡くなりになりました。享年87歳。

大学に足場を置くことなく、在野の立場から根源的に考察する思想家であった吉本隆明さんは、私にとってとうてい手の届かない存在ではありましたが、憧れの存在であり、吉本隆明さんのように考える人でありたいと思ってきました。 

最近は「脱原発」に関する発言などで再び注目されていましたが、ただただ残念の一言につきます。

ブック・アサヒ・コムでは「著作で振り返る吉本隆明の歩み」が特集されています。おそらく、しばらくは吉本隆明さんの本が読まれることでしょう。 

ご冥福をお祈りいたします。

2012年3月15日木曜日

2万3200人に"春" 静岡県内公立高合格発表

タイトルは、今日(3月15日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

タイトルのとおり、今日は公立高校の合格発表でした。
合格された皆さん、おめでとうございます。
4月からの新しい生活に向けて、目標を設定してみてください。
そして、ぜひその目標を達成できるように、今の気持ちを忘れないようにしてください。

高校生活は楽しいことも多いですが、やらなければならないことも多いです。社会に出るための準備期間だと思って、少しでも多くのことを学んでください。

2012年3月14日水曜日

「夜と雨の日は安心」は大間違い 花粉症対策のウソ

タイトルは、今日(3月14日)の日経Web刊掲載の記事です(詳細はこちら)。

一般的には雨の日は花粉が少ないと言われますが、私はダメですね。雨でも関係がなく症状がでる時と症状があまりでない時がありますが、症状が出てからでは辛いので、基本的には雨でもマスクは必要ですので、「雨の日は安全」は間違いというのは実感しています。

夜についても同様ですね。むしろ夜の方が症状がひどい時があったりしますので、「雨の日は安全」が間違いということも納得です。

花粉症についてはいろいろ巷で言われますが、やはりきちんと耳鼻科に行って、きちんと処方してもらった方が良いでしょうね。確かに時間はかかりますが、それを怠ったがゆえにというのは辛いですからね。
私などは、最近は定期的に耳鼻科に行って、薬をもらってきますが、それでも全く症状がでないという日はないので、もしこれで耳鼻科に行かずに、薬をもらっていなかったらと想像しただけで、くしゃみが出そうです(^_^;)

2012年3月13日火曜日

「原子力エネルギーには百パーセント反対しています」

タイトルは、昨日(3月12日)のCHUNICHI Web掲載の社説で、先月末、名古屋大環境学研究科が主催した震災一年のシンポジウムの特別講演に立ったドイツの世界的核物理学者、ことし八十三歳になるハンス=ペーター・デュール氏の発言です(社説の詳細はこちら)。

ハンス=ペーター・デュール氏は不確定性原理を提唱したハイゼンベルクの後継者ということですから、その発言にはかなりの重みがあります。

平和のための原子力という考え方にも反対です。平和が前提であっても、軍事転用されないという保証はない。ヒロシマ、ナガサキに至ったその技術の開発を私たちは許してきました。その結果、多くの命を失いました

最悪の事故に至る確率がゼロではなく、その結果が受け入れがたいものであるなら、迷わずノーといわねばなりません

社説では「デュール氏の言葉をただ礼賛しようとは思わない」としていますが、私はデュール氏の言葉に100パーセント賛成です。「日本は世界有数の地震国」にもかかわらず、何故その地域に「最悪の事故に至る確率がゼロではな」いものがある必要があるのか、むしろあることの方がおかしいと思います。

今日のCHUNICHI Webには、中日新聞と静岡大が共同で実施した地震防災に関する意識調査の結果が出ています。
TOKYO Webの方には同じ調査結果のうち、「中部電力浜岡原発の再稼働について」に関する部分が出ています。「脱原発を支持する意見は八割近くに」だったようです。

この調査結果を受けて、今日の中日新聞社説は、「地元の不安よく聞こう 地震と原発・本紙調査」となっています。

東日本大震災を経験し、日本に地震の安全地帯がないことは、だれもが身に染みた。原発への危機感は共有されてきている。

一年前のことは忘れまい。その上で、原発と未来のエネルギーについて、地元の意見をよく聞くこと。立地地域には原発に代わる収入源、それ以外には、代替エネルギー確保への行程を示すこと。そういう道筋を、この調査は示しているようだ。


もう一度書きます。

「原子力エネルギーには百パーセント反対しています」。

2012年3月12日月曜日

手作り新聞 「経験」伝える 未来へ原発無くしたい 日本の教育 問い直す

タイトルは、今日(3月12日)のTOKYO Web掲載の記事です(詳細はこちら)。

この記事の内容は、「十一日、東京・日比谷公園に四万五千人が集まった「東日本大震災市民のつどい」で、取材した」もので、3人の方へのインタビューがでているものですが、そのなかで記事の見出しになっている福島県立相馬東高校 酒井未来さん(16)の記事に大変興味を持ちました。

福島県相馬地方の現状や放射線の知識を伝えるフリーペーパー「そうま・かえる新聞」を作っています。発行部数は約一万五千部。「生き方を変える」「好きな場所に帰る」などの思いをタイトルに込めました。母が編集長で、私も手伝っています。

私は高校生の視点を紙面に反映させようと、友達の意見を聞いて材料探しをしています。

被災地の私たちの経験を多くの人に伝えれば、いつか同じような災害が起きた時、少しでも犠牲者を減らすことができると思います。

これこそ、今必要とされる教育のあり方のひとつだと思います。新聞づくりには、様々な知識が必要とされるわけですし、また新聞づくりによって新たな知識が増えていきますから、彼女はこの新聞づくりを通して、とても素晴らしい学習をしていることでしょう。

個人的には、このような実践を自ら進んでできる子ども達をつくることは、今後の教育目標の一つとするべきだと思っています。今まで言われてきた「生きる力」、さらに震災後に言われるようになった「生き抜く力」は、まさにこのような活動を通じて、養われていくものだと思います。

震災は、そのような方向へと教育のあり方を変えていく必要を考えさせてくれたと思っています。
ただあれほどの犠牲を払わなければ、そのことに気づけなかった我々は、これを実現させることで、明日が今日より良い日本になっているようにする義務があると思います。それが亡くなった方への弔いです。

2012年3月11日日曜日

「3.11」あれから1年、各紙社説

福島の再建―つながり取り戻せる方策を」(THE ASAHI SHIMBUN DIGITAL)


毎日の「NPO革命」、考えかたとしてはおもしろいと思います。基本は「一人一人が自分のできることから動き始める」ということです。

中日も毎日の考えかたと似たような社説ですが、毎日がややユートピア的な雰囲気を残しているのに対して、中日はシビアな見方をしています。

 「政治がもし変わらないのなら、政治に頼むのではなく、私たち自身が変わらなければなりません。主権者はいうまでもなく私たちなのであり、私たちが変われば日本は変わるのです。

国を古きから新しきに変えて、原発に頼らない国を創る。核なき世界を目指す。新しい日本を創りましょう。新しい日本は私たち一人ひとりの中にあるのです。

中日の社説は具体的な提案こそありませんが、基本となる考えかたを示してくれていると思います。一人一人がこのような考えを持って行動すれば、必ず何かが変わる、私はそう思います。

2012年3月10日土曜日

学校新聞「神明タイムズ」に総理大臣賞 磐田神明中

タイトルは、今日(3月10日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

全国新聞教育研究協議会など主催する第61回全国小・中学校・PTA新聞コンクールでの成果ですが、 「中学校・学校新聞の部は全国206校、1437点の作品が集ま」ったなかでの最高賞受賞はすばらしいです。

記事によると、「毎日2面構成」で「500部発行」しているということですが、毎日発行しているなんて、まさに日刊紙ではないですか(゚д゚)! すご~い!!

生徒さんもすごいですが、指導されている先生もすごいですね。

来年静岡市で開催されるNIE全国大会を前に、静岡県のNIE実践の素晴らしさをアピールできる良い成果となったと思います。

2012年3月9日金曜日

貴重書の電子化

3月5日の日経新聞WEB刊で、会員限定記事ですが、「国会図書館の絶版本を電子化、全国の図書館に配信」という記事が出ています(無料会員登録をすれば、簡単に全部見れますので、興味のある方方は会員登録してみてください)。

また3月7日の@-S静岡新聞ニュースには、「江戸資料「葵文庫」の電子化着々 静岡県立中央図書館」という記事が出ています。

どちらも貴重書の電子化ということですが、このような動きは他にもいろいろな所蔵機関で行われていて、利用する側からすると大変便利になりました。おそらく所蔵機関側でも、貴重書を公開することができるようになることは良いことだと思っているはずです。

資料は使うことで、その存在価値が高まるのです。例え貴重なものでも、人々の目に触れることができなければ、死蔵しているだけで意味がありません。そのような意味で、貴重書の電子化が進むということは大変良いことだと思いますし、今後もこのような動きが加速していくことでしょう。

2012年3月8日木曜日

日本唯一の地名「垳」っぷち 地域の大半、改名の方針

タイトルは、3月5日のTHE ASAHI SHIMBUN DIGITAL掲載の記事です(詳細はこちら)。

平成の大合併を経て、最近は地名を見てもどこのことなのか、全くわからなくなってしまいました。

地名は、その土地の特徴を表しています。それゆえ地名を見ると、その土地の歴史をうかがい知ることができるのです。

また昔の武士は、支配地の地名を名乗りとしたパターンが多く見受けられますので、出自が分る事例が多くあります。

この新聞の事例は、日本でここしかないという歴史ある地名なのですから、本当はなくさない方が良いのではないかと思います。一度失われてしまうと、昔どうだったのか、わからなくなってしまうのが現実です。
ただし現実は多くの地域で歴史的な地名が変更されてしまっていますが(T_T)

2012年3月7日水曜日

「ONE PIECE」で人権教育 生徒の心に大ヒット

タイトルは、3月5日のTHE ASAHI SHIMBUN DIGITAL掲載の記事です(詳細はこちら)。

東京新聞の投書で話題になっている「何で本は読まなきゃいけなくて、漫画はダメなの」についてのエントリーで、「マンガはマンガなりの価値がある」と書きましたが、この記事の事例はまさにそれをうまく活かしたものだと思います。

私自身、『ONE PIECE』というマンガについて、あまりよくわかりませんが、今とても人気があるようですし、生徒はほとんどが知っているようですので、生徒にとってはとてもよく理解できたでしょう。

マンガだからこそ表現できることというのがあると思います。

この事例のように、何でも使い方次第なんですよね。
私も今後は少しマンガについて勉強してみようと思います。

2012年3月6日火曜日

15の春へ、いざ本番 静岡県内公立高入試始まる

タイトルは、今日(3月6日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

朝こそ雨が降っていましたが、途中から良い天気になって、気温も上がって少し暑いくらいでしたが、受験生にとって寒さに震えるよりは過ごしやすかったのではないかと思います。そのぶん、テスト、できたかな?(^_^;)

昨年の大学受験の携帯電話の件で、携帯電話の持ち込みについては厳しく指導しましたが、中学生ならばそれほど問題にはならなかったと思います。

明日は面接ですが、高校の教員も、受験生が緊張していることは十分承知していますし、どんな生徒なのかを知りたいと思っての面接ですから、少しくらい言い間違えても全く問題ないのですので、自分のことをしっかりアピールしてください。

2012年3月5日月曜日

ダメなの?13歳投書に反響 漫画VS本

タイトルは、3月3日のTOKYO Web掲載の記事です(詳細はこちら)。

この話、かなり話題になっているようですね。

何で本は読まなきゃいけなくて、漫画はダメなの

このテーマ、我々の子どものころから、よく言われていますね。

私は自分自身が子どものころから、マンガはあまり読まなかったので、別にマンガを読むなと言われてもカチンと来るようなことはありませんでしたが、友達とかはよく親に言われて頭に来たとか言っていたような記憶がありますし、生徒に聞いても親に怒られるという話を聞きます。

マンガを読み慣れていない私からすると、マンガを読むことは、誌面からの情報量が多いので、かなり疲れます。活字本の方が文字だけなので、むしろ読みやすいとさえ感じます。
単に絵があるかないかの違い以上の差を感じます。

マンガと活字本は似て非なるものであって、マンガはマンガなりの価値があると思っています。確かにくだらないマンガもありますが、それは活字本とて同じことです。優れたマンガ本もあるように思います。例えば手塚修の作品をマンガだからダメだと言う人はあまり多くないと思います。

ただ、若いうちは、いろいろと体験することが大切です。マンガも悪くないと思いますが、たまには活字本を読んでみても良いのではないでしょうか。逆に活字本しか読まない人は、マンガ本を読んでみるのも良いのではないでしょうか。

マンガにも活字本にそれぞれが文化的価値を持っていると思いますので、その辺りを大人がきちんと理解して、子どもたちに文化的価値の違いを体感させることがとても大切なのではないかと思っています。

2012年3月4日日曜日

主体的学習で成果 3教諭がNIE実践報告

タイトルは、今日(3月4日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

私も参加しました。

稲取小や金谷中は学校全体でNIE実践に取り組んでいらっしゃいました。
う~ん、義務教育は凄いですね。高校だったら、やっぱり常葉学園高校の塚本先生のようにお一人でやるか、せいぜい数人でやるかが一般的かと思いますので、義務教育の組織力には頭が下がります。
このように組織的にやれば、良い結果をもたらすことは明らかですね。稲取小も金谷中も、子どもたちが主体的に学習する良い形ができたそうです。
こういう部分は、高校でも見習いたいですね。高校生こそ、主体的に学習していくべきなのですから。

毎回のことですが、各学校とも問題になるのはこのあとです。実践校としての2年間が終わってしまうと、実践が続かないということが多いのです。とくに新聞を購入するというお金の問題がネックになることが多いでしょう。
中学校でも来年度から新学習指導要領が本格実施となるわけですから、学校の予算の中に、NIE用の新聞を購入する費用を当て込んでおくようにしたいところですが、実際には厳しいのが現実です。現在でもNIE用として購入する分は、いくらか安くなるということは行われていますが、それがあまり知られていないということもあるでしょうが。

この点は、教育界と新聞社がうまく調整して、何とかしていかないとならないですね。子どものころから新聞に親しんでいれば、大人になってから新聞を購読することが増える可能性があるのですから、将来への投資の意味で、新聞社も少し頑張ってもらえないかなぁ(^_^;)

2012年3月3日土曜日

大卒就職内定72.7% 静岡労働局発表

タイトルは、昨日(3月2日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

県内の1月末現在の数字ですが、72・7%というのは、 「統計の残る1994年度以降、過去4番目に低い結果」なんだそうです。
男子が前年同期比3・9ポイント増の68・8%、女子は5・2ポイント増の77・2%」で、女子の方が低いのかと思いましたが、男子の方が低いんですね。

短大の内定率は4・1ポイント増の67・7%、専修学校は0・4ポイント減の73・2%」で、こちらも厳しいですね。

高校生の就職内定率(1月末現在)は90・6%と前年同期比で2・7ポイント改善」しているということですが、これは高校の人間としては良かったなぁと思います。

来年はどうなるでしょうか。政治の動きとかの影響もあるのでなんとも言えませんが、増税のことしか頭にない政治家の皆さんは、こちらのことは考えているんでしょうか?

2012年3月2日金曜日

飛鳥京、巨大な整地跡 トラック3500台分の土盛る

タイトルは、2月28日のTHE ASAHI SHIMBUN DIGITAL掲載の記事です(詳細はこちら)。

この調査は、飛鳥京の造営に際して内郭北東域において必要な平坦面を確保するために、低湿地部分を「東西約150 m、南北約180 m、面積は約25,000 ㎡」という大規模な造成を行なっているということがわかったものです。

本来、遺構面の下を調査することは遺構を破壊することに繋がるためあまり機会がないのですが、今回は宮殿域を南西から北東へ斜めに横断する農業用水路である吉野川分水の老朽化による改修工事のため調査ができたということのようです。

宮城造営のためとはいえ、飛鳥時代にこれほどの大規模な土木工事が行われていたんですね。人の力って偉大です。

ちなみに、奈良県立橿原考古学研究所のHPには、報道発表用の「飛鳥京跡第171次発掘調査の概要」がアップされていて、写真もかなり出ていますので、興味の有る方はぜひ見てみてください。

2012年3月1日木曜日

静岡県の公立高校卒業式

今日(3月1日)は県内の公立高校の卒業式でした。
昨日とは一転した良い天気で、良かったです。

毎年のことながら、卒業していく生徒が違うので、その年その年で式の雰囲気が違います。

今年の卒業生たちは1年で現代社会、2年で日本史、そして今年は政治経済の授業を担当した関係で、かなりの生徒たちの顔がわかっていましたので、感慨もひとしおです。

今日、卒業した皆さん、おめでとうございます。厳しい時代に社会に出ていくことになりますが、学び続け、努力する姿勢を忘れないようにして欲しいというのが、高校教員としての願いです。