2012年3月20日火曜日

2年かけ修復の宝塔など公開 牧之原・平田寺

タイトルは、3月18日の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

「平田寺宝塔」など、いままで公開されたことがなかった寺宝が見れるということで、行ってきました。
18日の新聞に載って、20日までということで、19日は当然仕事なので、チャンスは今日しかなかったわけです。

「平田寺宝塔」は、2009年8月の駿河湾地震で 塔上部を中心に倒壊 、 元興寺文化財研究所(奈良県)などで修復をするということは聞いていたのですが、近頃その修復が完成したことを記念して、 金銅製の聖観音菩薩立像などが収蔵されている宝物殿を一般公開したということです。

この特別展のチラシには、「秘仏聖観音菩薩立像特別公開 平田寺宝塔建立七◯◯念祈年祭」とあります。

宝物殿内部は撮影禁止ということでしたし、ガードマンと檀家さん達がしっかり見張っていたので、残念ながら写真は撮れませんでした。
市の担当者に話を聞くと、皆さんやはり滅多にないチャンスと思ったのか、今日の午前中までに1000人近い方が見学されたそうです。

「平田寺宝塔」は高さが約2メートルということですが、結構大きいイメージで、かなり立派なものでした。「聖観音菩薩立像」は600年代の白鵬時代のものと考えられているもので、16.5センチメートルのかわいらしい仏様でした。またここには遠州地方唯一の国宝「聖武天皇勅書」があるのですが、その複製が展示されていました。
平田寺の宝物殿が一般公開されることは、おそらく自分の生きている間に二度はないでしょうから、複製とはいえ「聖武天皇勅書」を始め、宝塔や聖観音菩薩立像なども見ることができて大満足です。


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