2011年4月9日土曜日

関東の小学校の給食問題

今日4月9日のasahi.comに、東日本大震災の影響で関東の小中学校で給食が出せなくなっている学校が出てしまっているとの記事が出ています(詳細はこちら)。

パンと牛乳のみとか、米飯とふりかけのみとか、育ち盛りの子どもたちには少々かわいそうなメニューしか出せないようです。または、給食は実施できても、今後の食材確保が難しくなるところもあるようで、対応に苦慮しているみたいですね。

だからといって、弁当を持っていくということにすると、母親が働いている家庭ではその分負担が増えてしまうわけですし、そう簡単にはいかないのが現状です。

また給食が出せないから午前中だけの授業ということにすると、今度は小学校では今年度からスタートした新学習指導要領により今までよりも授業時間が増えているために、授業時間が足りなくなる可能性もあり、夏休みなどを短縮する必要性に迫られる可能性も出てきてしまうので、簡単なことではないわけです。

う~ん、私は高校の教員なので給食のことまで頭が回っていませんでしたが、小中学校では給食の時間も大切な教育の時間ですから、かなり深刻な問題なわけです。

小中学校の先生方にとっては、新学習指導要領の実施だけでも頭が痛いでしょうに、他にもいろいろ問題があって大変ですが、報道にもあるように、子どもたちが学校で学ぶ姿は大人にとっての希望ですし、教育の力が活きてくる時代になっているのだと思いますので、同じ教員としてエールを送ります。

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