2011年8月5日金曜日

第35回全国高校総合文化祭福島大会の写真部門受賞作品

今日(8月5日)のasahi.comに、受賞作品がでています(詳細はこちら)。

最高賞にあたる文部科学大臣賞の、秋田県立秋田北鷹高校3年、吉原百合香さんの「農業魂」は、はじめ見たときに、「うん?農業?」って思ってしまいましたが、よく見ると男性が肩にかけているのは、鍬なんですね。その男性の笑顔と、その前を自転車で走る女子高生の笑顔がとてもいいですね。この二人、どんな関係なのかわかりませんが、躍動感のある、エネルギー溢れる作品だと思います。


朝日新聞社賞には、東京都立富士高校3年、遠藤志帆さんの「雪道」は、昔の映画のワンシーンのようですね。その写真からストーリーが展開されていくような、そんないい雰囲気を持っています。


文化庁長官賞を受賞した愛知県・豊川高校2年、宮内正裕さんの「SEAGULL」は、カモメが至近距離まで近づいていて、そのままぶつかってくるんじゃないかと思われるような、いきいきとした作品です。
もう一人、文化庁長官賞を受賞した静岡県立磐田南高校2年、山田知咲さんは、静岡県の高校生というだけで、よくやったと褒めてやりたいです。その作品、「気合の一かぶり」はこの夏の高校野球の応援で、同じ光景は頻繁に目にしましたが、水の感じが絶妙で、ものすごいイイ瞬間をとらえたなぁと思います。


これらの作品を見ると、高校生の感性の素晴らしさに改めて感動します。私は、高校生がこういう素晴らしいものを見せてくれるので、高校の教員を続けていけるんです。

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