記事によると、「中学の教科書には80年度まで放射線に関する記述があったが、その後、指導内容の厳選で記述が消え、08年に改定された学習指導要領で復活が決定」したということなので、東日本大震災とは何ら関係がないわけですが、そもそも30年間ちかくも教えなくても良いとされていた内容ですから、教員によっては自分自身が習っていない可能性もあるわけですし、当然教えた経験がない教員がいるわけですから、現場で混乱するのは当然です。
そのうえ、東日本大震災での「大本営発表」の政府や東電のコメントや、その後のあらゆる場での放射線に対する関心の高まりのなかで、難しい局面に立たされているのは、誰が見ても明らかです。08年での復活当時は、おそらく原発推進の意見で押していくつもりだったのでしょうから、原発は素晴らしいを連呼すれば良かったのでしょうが、現状ではそんなことできないのは、それこそ中学生でもわかります。「フクシマ」の事故を受けてのコメントなどは、専門家と称される人々の間でさえも意見が分かれているのですから、それを中学生にわかるように教えるというのは、至難の業でしょう。
「文部科学省は放射線の基礎知識を教えるため副読本を全国の小中高校に配布する」ということらしいですが、その内容がどんなものなのか、大変重要です。理科の先生のところに配られるのでしょうか。配布されたら、早速見せてもらおうと思います。
「文部科学省は放射線の基礎知識を教えるため副読本を全国の小中高校に配布する」ということらしいですが、その内容がどんなものなのか、大変重要です。理科の先生のところに配られるのでしょうか。配布されたら、早速見せてもらおうと思います。
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