東京大のロバート・ゲラー教授が特別講演で「現在の地震学の考え方である、大きな地震は周期的に繰り返し、発生前に前兆現象があるという前提は成り立たない」
「従来の地震発生の考え方はリセットするべきだ」
「結果的に、私自身は間違っていた」。東北大の松沢暢教授は自身の発表でこう述べた。
なぜM9が想定できなかったのか、地震学の常識がじゃまをしたことなどを分析した。これまでの考え方を見直し、今後は、今回よりさらに大きいM10の巨大地震の可能性も検討する必要があるとした。
素直に反省している姿勢は良いのですが、これまでの考えかたを見直すということは、ゼロからリスタートするということですよね。
では、、今まで東海地震を指摘され、予知のために巨額の投資をしてきた静岡県は、どういう意義があるのでしょうか。まさかムダだったとは言いませんよね。また、今後はどうすれば良いのでしょうか。まさか策なしってことはないですよね。
本当に予知できるのかと密かに疑問に感じていたことがすっきりしたわけですが、今後どうすればよいのかは難しいですね。
このシンポジウムの内容を見ても、我々は本当にこの先のことを、自分たちでしっかり考えて行動しなければならないということを再認識すべきであるということを、肝に命じなければいけません。
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