2011年7月9日土曜日

『COURRiER Japon』vol.081 AUGUST 2011

特集は「危機から復活するための「リーダーの条件」」ですので、何を狙っているのか明確ですね。
企画としては、かなりいいですね。内容的にも悪くはないですが、ただ日本が置かれている現状を解決させるヒントは、あまり多く無いような気がします。

「レディー・ガガに魅せられて」は、なかなかおもしろいです。正直言って、レディー・ガガは奇抜なイメージしかなかったのですが、この記事を読んで、彼女を見直しました。

「WORLD NEWS HEADLINE」の中東からの、古文書の記事ですが、キリスト教に関連する古文書はいろいろありますが、ここの出ているのは、果たして新発見なのか、それとも違うのか、かなり興味があります。この記事の今後の情報が楽しみです。

「WORLD NEWS HEADLINE」からもう一つ。アメリカからの記事で、ウィキペディアに大学生が執筆することを宿題にしたところ、なかなかいい成果があったという記事です。私自身もウィキペディアはよく見ます。確かにテーマによってはかなり良い内容もありますが、基本的にはあくまでも参考にする程度です。しかし、こういう形で質が向上すれば、あてにできるようになるかもしれませんね。これは良い動きです。この動きが日本の大学にも広がると、日本の大学も揉まれて、良いのではないかと思うのですが。

最後に、「世界が見たNIPPON」から、浜岡原発に関するニューヨーク・タイムズの記事です。ニューヨーク・タイムズに、このような浜岡原発の記事が出るとは驚きです。ある意味、アメリカはバランスがとれていることの証拠のような感じです。
やはり国内よりも、海外のメディアの方がバランスがとれていて、本来の役割を果たしているんですね。国内のメディア、特にテレビには全く期待していませんし、新聞もメディア・リテラシーの学習用として使えるので、良いんですけどね(^_^;)

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