2011年7月25日月曜日

『週刊金曜日』2011年7月22日 856号

特集は「放射能汚染に夏休みはない  福島の子どもたちに何が起きているか」ですが、あまりにもひどくて、正直言葉も出ません。夏は酷いですね。原爆も原発も何故夏なんですかね。


西川伸一の政治時評」は、845号の「大藤理子の政治時評」と同じく、菅首相の「やめない力」に期待する記事です。本当に「脱原発」への道を確実にできるのならば、菅首相には粘って欲しいものです。


岐路に立つ被爆地・長崎 平和宣言に「脱原発」の文字は入るのか」の記事も注目です。24日のエントリーに書いたように、原爆も原発も結局はアメリカが原因なのです。その意味では、平和宣言に「脱原発」の文字が入るとしたら、そのメッセージ性は大変強いものになるでしょう。実際の平和宣言には大変期待しています。


新買ってはいけない163」の「防蚊加工Tシャツ」について、Tシャツ自体の記事の部分ではなく、一見便利な商品には、たいてい何らかのからくりがあります。そして、それは場合によっては健康に害をもたらすことがあります。」の一文がポイントです。
「防蚊加工Tシャツ」だけに限らず、他のいろんなことに言える言葉ですし、考えようによっては、原発にも言えることですよね。つまり、「クリーン」だとか、「コストが安い」とかの一見良さそうに見えた発電には、からくりがあったわけですよね。そして、それは我々に害をもたらすものだったわけです。
その良さはどうしてもたらされているのかを確認して、その良さが本物なのかどうかをはっきりさせた上で取り組まないといけないのです。


最後にもう一つ、中山千夏氏の「リブらんか」「69 節電なしでもこの夏いけるから」は、まさにその通りと納得して読みました。確かに、馬鹿なのは男です。

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