2011年7月27日水曜日

被災ノムコウにある希望―福島の高校生から学んだこと

タイトルは、今日(7月27日)のWEB RONZA+の須藤靖氏の記事です(Sample部分はこちら)。Sample以上は有料ですが、Sample部分だけでも十分考えらせられる記事です。

この中で、福島高校の生徒から、「「科学の発展が予想もしない危険を生み出してしまう可能性にどう向き合うべきか」、「果たして科学を進めることは善なのか」、「高度な科学を理解することが困難な一般の国民にとって、国の科学・技術政策に対してどのように主体的にかかわることが可能なのか」」などの質問があったそうですが、須藤氏も言うように、「理学系の科学者の多くが、あえてそのような問題に向き合うことを避けてきた」ような質問なのであり、「現実に直面せざるをえない現状を明確に自覚している」がゆえの質問なのです。


福島高校は、福島県を代表する進学校で、東大や東北大など国公立大学に学年の半数前後が進学するような学校なので、かなり賢い生徒がほとんどなわけですが、それでもこのような質問を大学の先生に突きつけざるをえないような現実を、福島高校の生徒は自覚しているのです。
大人はどうでしょうか?

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