いいわけですが(笑)、年度末で忙しかったのと、地震と原発の問題があったので、なかなか読めなくて、もうじき次号が発売になると、あわてて昨日読んだものですから。おまけに、5月号は今日しっかり買ってきました。
特集は「世界で売れる「ヒットの法則」です。
K-POPやUGG、ダイソンなど、不況なのに売れているものに迫っています。
その中で、Case7として「QVC」が取り上げられています。日本でもケーブルテレビやBSで放送されていて、実は私も時々見るのですが、確かにおもしろいのです。本家のアメリカのテレビ通販番組などはかなり大げさで、一種のショーのようですよね。日本ではそこまではいきませんが、なんとなく見ていると欲しくなってしまうような何かがあります。私は買いませんが、女房はクイックアクセスの番号を覚えています(笑)
日本のテレビ通販番組なら、「ジャパネットたかた」が有名ですよね。あれも高田社長の独特の語り口に、つい引きこまれてしまいます。あの語りのウマさは、しゃべるものとしてはかなり見習うべきものがありますね。
他の記事としては、Jay-Zの記事がもっと多くても良かったかなと思います。ラッパーとして大変な人気を誇る彼は、プロデューサーとしても大成功をおさめています。ウォーレン・バフェットとの対談の記事ももっと読んでみたいですね。対談時の写真のバフェットがお茶目です。
特別付録として、「もうひとつの『ソーシャル・ネットワーク』」が巻末についていますが、これを読むと映画とはまるで違うマーク・ザッカーバーグの顔が見えます。本当のザッカーバーグはおそらくこちらの方だと思います。
ただ、4月号の中で私に一番響いたのは、「QUOTES 気になる発言をプレイバック」の中の、ナシーム・ニコラス・タレブが昨年末に出版した格言集『プロクルステスの寝床』(未邦訳)に出てくる次の言葉です。
「教育は、賢者の知恵を少しだけ増やし、愚か者の危険性を大幅に増やす。」
格言集、翻訳が出るといいなぁ。
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