2010年10月27日水曜日

東大生は"我慢大会の勝者"なだけ?

BLOGOSに、タイトルのトピックスがあったので、これを取り上げさせていただきます。

元ネタは、城繁幸氏のブログ「Joe's Labo」 の、「週刊プレイボーイ最新号」という記事です。週刊プレイボーイの最新号を見てはいないのですが、「週刊プレイボーイ最新号」の中に、ジョブウェブの佐藤孝治氏の分析する受験エリートの弱点が出ているそうです。

社会人とのコミュニケーションが苦手
暗記は得意だが、主体的に物事を考えない
自分のPRポイントがわからない
志望動機が語れない
何がしたいのかわからない

そして、その結論が、「東大生なんて全国暗記我慢大会の勝者でしかない」ということなのです。

これに対して、城氏は、

もちろん受験エリート全員がそうではないけど、入試突破時点で人間として歩みを止めてしまっている若者が実に多い。

とコメントしています。 このコメントには同感です。しかし、佐藤氏の受験エリートの弱点には、やや?です。

佐藤氏が指摘している受験エリートの弱点としているものは、受験エリートに限らず、現代の若者全体に当てはまることだと思うのです。
そして、そうなった原因は、「ゆとり教育」のせいだと思います。文科省が「ゆとり教育」を導入することで狙っていたものが、見事に成功したせいだということです。 文科省が「ゆとり教育」で狙っていたものについては、以前のブログでも書きましたが、本当にごく一部の人間だけが生き残っていくためのやり方なのだと言うことを改めて感じました。

このままではいけません。ことが大きくなる前に、なんとかしないとイケないです。そうでないと、日本が国家としての存続すら、危ぶまれる事態に陥りかねない状況になってしまう可能性もあるのではないかと思わざるを得ません。ただ、もし日本が本当に、国家としての存続が危ぶまれる事態に陥ることがあっても、現状の社会状況を考えると、それは自業自得なんだと思います。それで済ましてはいけませんが。

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