昨日27日から11月9日まで読書週間です。今年は国民読書年なんだそうです。国民読書年って何だ?と思って調べたら、何でも、「文字・活字文化振興法」の制定・施行5周年なので、2010年の今年がそうなんだそうです。
ただ、「大人の4人に1人が本を読まない」という統計が発表されている現在、この国民読書年ってどれだけ浸透しているのか、「文字・活字文化振興法」でどれだけ活性化しているのだろうかと疑問に思います。
しかし、今年は「電子書籍元年」などと言われているように、電子書籍が大変話題になっています。『週刊ダイヤモンド』2010年10月16日号でも、大々的に電子書籍の特集が組まれていました。電子書籍によって、幾らかは読書する人間が増えるのでしょうか?
確かに、入手が楽になりますし、端末一つで、いろんな本が読めるというメリットがありますが、今の私にとっては、まだあまり触手が動きません。
私としては、定期的に本屋に出かけて、一通りぐるっと見て回るのが楽しいのです。それほど買う気があって入るわけではないときでも、いつも行く馴染みの本屋でも、行くたびに意外と新たな発見があるものです。それは、新刊本のときもありますし、少し前に刊行された本のときもあります。本屋は、その一覧性こそがメリットなのでしょう。電子書籍では、このようなことはないでしょうね。
一覧性のメリットといえば、新聞を読むことも同じですね。一年生の授業でNIEに取り組む私としては、新聞スクラップの宿題を通して、生徒にそのことを気づいて欲しいのですが、嫌々やってくるものが多いのが現実です。それでも、まだやってくる生徒は良いです。おそらく知らず知らずのうちに、新聞の一覧性の効果がいずれ出てくるはずですから。というか、そうなることを信じていないと、毎回生徒の人数分の新聞スクラップにコメントするこちらが嫌になってしまいますから(笑)
ちなみに、毎日職場に持って行くカバンの中には、必ず数冊の本が入っているのですが、今は自治体史の校正原稿が幅を効かせていて、なかなか本を読む機会がありません。嫌々やっている(笑)ものですから、なかなか終わらなくて。息抜きと称して、持っていった本を数ページ読んでしまったりして現実逃避(笑)するものですから、なおさら遅くなってます。この週末に模擬試験があるので、その監督をしがてら、なんとかやり終えないと。ただ、台風が心配です。
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