2010年10月22日金曜日

2010年10月22日配信『ニュースの視点』メルマガ あとがきを読んで

大前研一氏の「ニュースの視点」のメルマガ通常号は毎週金曜日に配信されます。今週は、日本は中国に「朝貢」か?~「矮小」日本に国民は耐えられるのか?」がメインの記事ですが、私は「あとがき」がちょっと気になりましたので、こちらを取り上げさせていただきます。
(なお、「ニュースの視点」のメイン記事は、メルマガだけでなく、ブログで読むことができますので、興味のある方はこちらへどうぞ。 毎回大変ためになる記事が多いですので、国際的な動向を知りたい方にはおすすめです。)

で、私が気になったという「あとがき」というのは、電話の話です。
「あとがき」を書いている、「編集部 へいち」さんは、通信手段としての重要性は認識しつつも、電話が嫌いなんだそうで、その理由というのが、

相手が何をしていようと、一方的な都合だけで全てを破壊してずかずかと侵入してくる、ものすごく暴力的な機械

だからなのだと言うのですが、実は私も同じ意見なのです。

こちらが何をしていようと、電話が鳴れば出ざるを得ません。何か考え事をしていたり、モノを書いていたりするときほど、電話で中断されるのはとても嫌な感じです。せっかくのいいアイデア(そういっても、たいしたアイデアではないですが)が出そう、あるいは出ている途中に、電話で中断されてしまいますと、続きが浮かんでこない、そういう経験、ありませんか。
とくに最近は携帯電話ですから、私の携帯が鳴るということは、少なくとも私に用事があってかけてくる人なので、出ないわけにはいきません。家の電話なら、私あてではない可能性が高いので、家に誰もいないとき以外は、基本的に電話はとりません。

ですから、自分が他の人に電話をかけるときには、とても緊張します(昔、好きな女の子の家に電話をすると、たいがい父親が出たりして、ものスゴく気まずい思いをしたせいかもしれませんが(笑)その意味では、今の若い子は携帯で直接本人と話ができるので、うらやましいですね)。
このタイミングでかけたら、迷惑ではないだろうかとか考えると、電話するのをためらってしまいます。仕事での電話は仕方ないのですが、それでもあまりいい気持ちではありません。とくに高校の教員が、生徒の家に電話をかけるのは、必ずしも良いことばかりではない電話が多いので、なおさらためらいがちになります(なぜか、良くない電話をしなければならないクラスに、よくあたるんですけど・・・・・)。

そういう理由で、私は断然メールが好きです。とりあえず送っておけば、相手の都合が良い時に呼んでもらえるから。
その意味では同じメールでも、携帯メールはダメですね。メールが着いたのがわかるので、どうしてもその場で読んでしまい、電話に近い状況になってしまいますから。とくに最近の若者の「3分ルール」なる、変な習慣は良くないですね。メールを送ったらすぐに返事をしなければならないなんて、メール本来の長所が無意味になってしまいますから。
高校で生徒が登校できなくなるなどのトラブルの原因の一つが、このメールでのやりとりがきっかけというのはよくある話です。
こうなると、便利なのかなんなのかわからないですね。むしろ無い方が良かったりします。どこの学校でも、携帯の使い方やマナーなどの教室を開催するでしょうけど、生徒の携帯がきっかけで起こるトラブルは、毎年多いと思います。

今の世の中、本当に昔より便利で進歩した世の中になっているんでしょうか?何か違うような気がするのは、私だけでしょうか?夜中に、一生懸命書いたラブレターのほうが良かったような気がします(たいがい夜中に書くと、情熱的な文章になるので、翌朝見ると、恥ずかしくなるんですよね。それで結局出せなくて、そのまま終わる(笑)まぁ、結局「オチ」はそこですけど(笑))

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