2012年1月21日土曜日

2012年大学入試センター試験 現代社会について

現代社会の問題は、大学入試センターのHPで見てください。

1問は国際社会における諸問題がテーマです。

1のフェアトレードはコーヒーやバナナなどで聞いたことがあるのではないでしょうか。選択肢をよく読めばわかると思います。

2の人間開発指数(HDI)やミレニアム開発目標(MDGs)についてはかなり細かい知識が必要で、非常に難しいですね。教科書には載っていないのはないでしょうか。

3は時事的な問題ですね。WHOが新型インフルエンザの関してパンデミックを宣言したのは、つい最近(2009年)ですので、受験生も知っているでしょう。

4は国連難民高等弁務官事務所の設立時期についての知識があるかということなのですが、これは難しいですね。1950年に設立されており、2000年に50周年記念として難民教育基金を設立しています。

5は少し細かいですね。NIEOは教科書レベルですが、判断に迷った受験生もいるのではないでしょうか。

6は人間の安全保障概念の国際社会への定着に関しての問題です。人間の安全保障は日本の新しい国際協力の柱の一つとして今後も重要なものです。教科書レベルの問題です。

7は公害に関する問題ですが、四大公害訴訟は日本において公害問題を考えるうえで重要なものですので、わかるでしょう。

8はリースマンと「他人指向型」の組合せがわかっていれば簡単です。

2問はリード文は手紙形式の手の込んだものですが、残念ながら問題には直接関係ないです。

1のエリクソンとアイデンティティの組み合わせは基本知識です。

2は問題文にうまく当てはまる言葉を入れていけば良いだけですので簡単です。

3は防衛機制ですが、教科書レベルの基本問題ですので、ちょっと考えればわかったと思います。

4は子どもを取り巻く状況に関する問題ですが、選択肢をよく読めば矛盾にすぐに気がつくでしょう。

5は「職業選択の自由」と言っているのですから、まったく難しくないですね。

3問は間接民主制に関する問題です。

1は各国の政治制度に関してですが、イギリスの貴族院が選挙で選ばれるかどうか、少し難しいかもしれません。2007年に成立した法律により、近いうちには選挙で選ばれるようになりますが、今は任命制です。

2近代選挙の原則に関するものですので、それほど難しくありませんね。

3は社会保障に関する問題です。20歳になれば、学生でも国民年金に加入する義務があるということは、試験問題としてだけではなく覚えておく必要がありますね。ついでに「学生納税特例制度」を申請すれば猶予されることも知っておくと良いでしょう。

4はグラフからの読み取りですので、きちんと読み込めばわかると思いますが、正直言って「労多くて益少なし」といった問題ですね。これが読み取れることに何の意義があるのか、少し疑問です。

5は政府の予算や租税に関する問題で少し細かいので、正確な知識が求められます。ただし地方自治体の独自課税は教科書レベルの基本知識です。

6は衆議院と参議院に関する問題ですが、憲法の記述に関するものでそれほど難しくはありません。

7はアメリカの政治制度に関する問題ですが、教科書レベルですので大丈夫でしょう。

8は人権に関する問題で少し悩んだかもしれません。ただ世界人権宣言は基本事項なので理解しておきたいですね。

4問は家族の機能と変化がテーマです。

1は選択肢の文章をしっかり読めば、正解を選ぶことは難しくないでしょう。

2は教育に関する問題ですが、行政委員会とは何かがきちんと理解できていれば大丈夫でしょう。

3AからCまではそれほど難しくないのですが、男女共同参画社会基本法と男女雇用機会均等法の区別が難しいですね。ただ「雇用される」の一文がありますので、このあたりで類推できたでしょう。

4は医療技術に関する問題ですが、判断に迷った受験生もいたことでしょう。ヒトクローンの問題は、技術的に可能だからと言って、すべてやってよいわけではないということです。原水爆や原発について考えるうえでも大事な観点です。

5は図をきちんと読めばそれほど難しくない問題です。しかし個人的にこれを読み取ることの意義がよくわかりません。

5問は近年問題となっている知的財産権に関するものです。

1は国際基準化機構(ISO)やテクノストレスといった各選択肢にある用語の、正確な知識が必要とされました。

2は知的財産権についての正確な知識が求められましたが、知的財産権の保護という基本事項が理解できていれば問題ないでしょう。

3ABは各人物の業績が理解できていないと悩んだかもしれません。Cは最近頻繁に耳にしますので、わかったでしょう。

4は企業に関する基本的知識を問うものなので、それほど難しくないでしょう。

5の独占や寡占については、教科書レベルの基本なので難しくありませんね。

6問は司法権と人権に関するもので、近年テレビなどでよく取り上げられている問題ですので、リード文の内容は理解しておきたいですね。

1は刑事手続に関する問題です。内容的には難しいですが、基本事項ですので正解したいですね。

2も内容は難しいですね。ただ正解は行政権に関する基本事項です。

3ACはそれほど難しくないですが、Bの憲法適合性に関して判断に悩んだかもしれません。

4は表現の自由に関しての問題で、アクセス権について理解できているかどうかがポイントです。

5は裁判員制度に関する基本事項ですから、知っておきたい内容です。

1問がかなり難しい問題が多かったですね。教科書レベルを超えていると思います。また図表の読み取りの問題で、ただ読み取らせることだけを目的としたように感じられる問題もあり、あまり良い問題とは思えないものがあります。

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