2011年2月17日木曜日

何故日本では豊かさを実感できないのか?

2月15日、16日とBLOGOSfinanceで、内藤忍氏がアメリカと比較して、日本では豊かさが実感できないと言う話をエントリーされています(15日の記事と、16日の記事はこちらで確認して下さい)。

海外に出ると、どうしてもそこと比較してしまいますので、内藤氏のように何故日本は?という感じを持ちがちですが、となりの芝生は青く見えるものです。特に戦後の、アメリカ文化に対する憧れの強い日本人にとっては、今でもアメリカが豊かさの象徴なのでしょうね。

その気持ち、わからないわけでもないですが、我々の認識は、多分にイメージの問題もあります。実際、アメリカに住んでみたらどうなのかは、あまりよくわからないのに、なんとなく良いようなイメージを持っています。本当は思っているほど良くはないかもしれません(思っている以上に良いということもありますが)。

日本での生活に満足出来ずに、海外に移住して見る人がいても、それはその人の価値観の問題で、それほど大金持ちではなく、海外に移住するなんて絶対出来ないレベルの人間なら、当然よその国のことは検討もしないでしょうから、案外そういう人の方が、日本での生活に満足しているかもしれません。ヘタにお金があるから、逆に満足できないということもあり得るのではないでしょうか。

まぁ、私のような庶民には「何故1500万稼いでいる人が豊かでないのか」という疑問自体が、まるで意味のないものであって、いくら高級なマンション(億ションっていうんですか?)に住んでいようが、どんなに贅沢な食事をしようが、心が貧しければ、満足できないでしょう。
1500万円稼いでいる人の中には、十分豊かさを実感し、満足している人もいれば、1億円稼いでも満足出来ない人もいるでしょう。さすがに300万レベルでは満足している人は多くないかもしれませんが、中にはいるかもしれません。

我々は海外と比べると、どうしても日本の生活を卑下しがちですが、要は考えかたや価値観の問題であって、特にこれからの時代は、みんながみんな同じものを必ずしも志向しない、自分なりの価値観を重視した生き方をしていくことが大切になっていく世の中になっていくと思います。もうすでに、そうなりつつあるとも思います。

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