2010年12月22日水曜日

BLOGOSにファイナンス版が誕生!!

「経済・金融分野に特化した」という「BLOGOS finance」ということで、これからは両方をチェックすることが必要になるわけです。おかげで、かなりいい頭脳のトレーニングができそうです。

で、早速「BLOGOS finance」から、「高卒=大卒<専卒の時代」と題した、自由人氏の「生きた経済ブログ」からの同名タイトル記事です。

「「内定をもらえなかった大学生が大学卒業後に専門学校に行くケースが増えているとの報道があった。」ということから、タイトルのようなものをお考えになったということです。

確かに、大学に進学する生徒の数が50パーセントを超え、大卒での就職率が60パーセントに届かないという状況を見ると、専門学校で資格をとったほうが有利だと発想するのも、やむを得ないですね。ただ、大卒の就職が厳しいのと同様かそれよりもひどいのが高卒での就職ですし、高卒が当たり前の世の中であって、大卒でないとらないという会社も多いです。
また、専門学校卒業もかなり就職は厳しいようで(以前のエントリーで書きましたが)、専門学校程度のレベルでは、大卒よりも有利というのは、あまりありえないと思います。

しかし、大卒者が専門学校に入学しなおすというのは、報道のとおりですし、実際私の卒業生にも居ます。その生徒は芸術系の大学に進学したのですが、就職がないということで、医療系の専門学校に入るんだそうです。
芸術系ですと、確かにそれを活かした仕事って厳しいでしょうから、医療系の専門学校という選択は良いのではないかと思います。ある意味、やっと社会の現実を認識したうえでの、堅実な判断ができるようになったといったところでしょうか。

おそらく、報道にあった学生の中には、結構こういうタイプが多いのではないでしょうか。つまり、高校段階では、現実の厳しさがわかっておらず、ただ漠然と大学に進学したはいいが、社会の風にあたって目覚め、やっと現実的な判断ができるようになったということです。ただ、そのような学生なので、その判断は甘いと言わざるを得ませんが。

「専門学校に行って資格をとれば就職がある」と思っているのでしょうが、前述したように、始めから専門学校に行った学生も苦戦しているのです。そこに大卒の再チャレンジ組が加われば、競争はより激しさを増すばかりですし、大卒で就職できない者が専門学校卒で就職できるのか、はなはだ疑問です。まぁ、大卒ですと、大卒レベルの就職先を選ぶでしょうが、専門学校卒ならば、大卒よりはランクを下げたところを就職先に選ぶでしょうから、入れるかも知れませんが。おまけに、専門学校ですと、学校側が就職実績を上げるために、やっきになってどこかに押しこんでくれるでしょうから、結果的には就職できて、「やっぱり専門学校に行って資格とったから」という間違った認識が、後輩たちに伝わるんでしょうね。

やっぱり、いつもの私の意見ですけど、しっかり目標を持って大学に進学した者は、就職もうまくいくんです。専門学校でも同じです。逆に、なんとなく大学、なんとなく専門学校って生徒は、就職に苦労するんです。大学の勉強が役に立たないのではなく、なんとなく入った者はきちんと勉強しませんから、大学での学びが身についていないのでそれを活かせないわけです。そもそも大学では学問の基礎を学ぶわけですから、それが社会に出て、直接役に立つと思っている方が間違いなのです。大学での学びをよく理解していない者が、おそらくそのように思っているんだと思います。

ただ、誤解のないようにしていただきたいのは、大学が優れていると言っているわけではありません。専門学校での学びが十分役に立つ仕事もあるわけですし、きちんとした学びができていれば、高校での勉強でも十分役に立つ仕事もあります。
大切なのは、自分がどんな仕事につきたいのか、その仕事につくためにはどのレベルでの学びを習得しておけば良いのかということを、高校時代にしっかりと理解しておくことです。みんながみんな高校に行くとは言え、ただ漠然と過ごすのではなく、実はとても重要な時期なんだということを、理解して欲しいですね。

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