2010年12月17日金曜日

山内康一氏の「公募面接の注意事項」を読んで

「みんなの党」所属の衆議院議員山内康一氏のブログ、「蟷螂(とうろう)の斧」の同名タイトル記事です。BLOGOSで発見しました。

参院選、衆院選、地方選などの候補者との面接の中で、山内氏が気づかれた点について述べられていますが、議員候補者に限らず、就活中の大学生や、大学の受験生にも広く言えることなのではないかと思いましたので、紹介します。

 「例えば、会社訪問をする前に、その会社を調べない学生なんて、今どきいないと思います(バブル期はいたでしょうが)。

と山内氏は述べていますが、就活中の大学生や大学の受験生などの中で、とにかく受かればどこでもいいという人は、案外自分が受けるところについて、きちんと調べていない人がいますよね。まあ、だから特に就活では落ちるのですが(大学の方は、とにかく入れたいので、そういう生徒でも受かっちゃいます。だから、就活の時にも甘い考えで受ける者がいるんでしょうね。全てではありませんが)。

最後に、注意点をまとめてくださっているので、ここに転載します。

1)党の方針や選挙公約(アジェンダ)を読んでくる。
2)議員として実現したい政策テーマをいくつか用意しておく。
⇒そもそも実現したい政策テーマのない人は、議員を目指す資格がありません

3)抽象論ではなく、具体論を語る。
⇒具体論を語るには、具体的なデータや事例を知っておく必要があり、
そのためには政策の勉強が必要です。仮免でなく、即戦力を求めます。

4)「熱い思い」はあたり前。ガッツや精神論ではなく、行動と具体論で勝負。
5)議員になることが目的で、議員になって何を実現したいかがわからない、
という人はそもそも応募していただかなくて結構です。


就活中の大学生ならば、「党」の部分を受ける「企業」に読み替えて、大学受験生ならば「大学」に読み替えてもらえば良いと思います。
具体的には、1)の「党の方針や選挙公約(アジェンダ)」を企業や大学の目指す方向、大学ならば教育方針やアドミッションポリシーに読み替えます。
2)「政策テーマ」を「入社できたら(あるいは入学できたら)やりたいこと」とかに読み替えたらどうでしょう。
3)、4)はそのままで良いと思います。
5)は「議員」を「社員」や「学生」に読み変えれば、意味が通るでしょう。

このように、山内氏の指摘はいろいろなカタチで活かせると思います。

たた、この記事で気になったのは、議員候補者って面接して決めるの?ってことです。確かに自民党や民主党の公募で、当選して議員になった事例がありましたが、あれは一時的なイベント的なものなんだと思っていましたが、「みんなの党」では公募しているんですね。自民や民主や他の党でも、公募しているんでしょうかねぇ?
議員かぁ、おもしろいかもしれないなぁ。「教育の再生」をテーマにする人が多いようですから、現役の強みでその辺なら語れるし。私も、山内氏の注意事項を守って、面接してもらおうかなぁ(笑)

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