タイトルは、今日(9月29日)のCHUNICHI Webの記事からです(詳細はこちら)。
今回の台風15号の被害は、しばらくたってからいろいろな被害があったという話を、あちらこちらで聞きます。実感以上に被害が大きかったのには、驚いています。
文化財はたびたび台風で被害を受けますが、100件以上というのはスゴイ数です。ここまで多くの被害が出たのは聞いたことがありません。私も県の文化財保護指導員なので、今回の被害は大変気になっています。
早期の修理や復旧が必要ではありますが、なかなか予算が厳しいのが現状です。国や県の指定のものはまだよいにしても、市町ではかなり厳しいでしょう。そもそも被害の実態調査をすることさえ、調査費用を捻出するのが大変だと思います。
しかし、文化財は国民共有の財産です。速やかに被害の調査を進めて、復旧作業に取り掛かることを期待します。
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