今日(11月3日)の東京新聞朝刊に、「首相 強行突破か TPP参加 迫る期限」という記事が出ていました(リンク先はTOKYO Webです)。
この記事の中に、「ただ、米議会が日本の交渉参加を認めるまで半年程度が必要で、ルール策定作業に実質的に加われない可能性があることが政府の内部文書で判明。」との文章があります。
その内部文書は昨日の中日新聞(もちろん東京新聞にも)にでているものです(内部文書に関する記事がこちら)。
同じく昨日の中日新聞には、「藤村修官房長官は2日午後の記者会見で、「最近の事前交渉で、今後1年かかるという見通しが立てられた」と述べた。」という、明らかに矛盾する内容の記事が出ています(詳細はこちら)。
そもそもTPP参加表明を急いでいたのは、「早期に参加して有利な条件を獲得すべきだ」ということだったはずなのに、「日本が加わった段階ではルールの細部まで議論が終了している可能性が大きい。」ということでは、今急いだ所で、もはや遅いというわけです。それを承知で強行するという首相の姿勢は国民を全く無視しています。議論が尽くされていないにもかかわらず、急いでもムダなのに、何故そうするのか、理解できません。
TPPに関して、いろいろな意見から判断すると、やはりアメリカに翻弄される可能性が高いと考えます。野田首相をはじめ推進派は、国民を犠牲にしてアメリカを助けることで自分達のことをアメリカに認めさせようとしているとしか思えません。そんなことは決して許してはいけません。
皆さん、もっと声を上げましょう!我々の生活を守るために。
ちなみに、今日の一部ニュースでも取り上げられていましたが、「反原発」アイドル藤波心ちゃんも、ブログでTPP反対を表明しています。(本当にこの子、中学生?)(心ちゃんのブログはこちら)。
心ちゃんのブログの方が、影響力が強いのは間違いないですので、それを読んでくださればOKなんですけどね(^_^;)
0 件のコメント:
コメントを投稿