2011年11月20日日曜日

「復興教育」文科省が計画 非常時の判断力育てる

タイトルは、今日(11月20日)のasahi.com掲載の記事です(詳細はこちら)。

非常時にも自ら判断し行動できる「生き抜く力」を育むこと、地域の絆を強めることが柱で、復興に貢献できる人材を育てるキャリア教育も行う。

「困難を生き抜く力」や「絆づくり」を復興教育の柱に据えることにした。学習指導要領で掲げている「生きる力」にも通じる考え方だ。

「生き抜く力」は今までも必要な力だったのでしょうけれども、今日のような社会状況になってしまっている現状としては、今度より必要な力でしょう。
「生きる力」よりも、ハングリー精神が必要な、より力強い生き方を求めているもののようなイメージを持ちます。

ただ気になるのは、今までも「生きる力」をつけさせるための教育を行なってきたはずなのですが、その評価が十分に行なわれたかどうかもはっきりしないまま、より一歩前進が必要な感じの「生き抜く力」をつける教育は、具体的にどのように行なっていけば良いのかをしっかり検討しなければ、単に現場が混乱するだけです。

今回の「復興教育」を含む教育振興基本計画は、再来年度から実施ということなので、それまでの間に十分な審議が行なわれることを期待します。

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