2011年11月8日火曜日

平成22年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について

昨日(11月8日)に発表されたもので、文部科学省のHPに出ています(詳細はこちら)。

これを受けて、今日に新聞に幾つか記事が出ていましたので、紹介します。

辞める新人教員、10年間で8.7倍 「心の病」急増」(asahi.com)

教員:希望降任、5年ぶり減少 10年度211人」(毎日jp)

ともに、「平成22年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について」のなかの、「指導が不適切な教員の人事管理に関する取組等について」の出ているデータを受けての記事です。

どちらも、教員の仕事の負担増により起きてきているものと想像されます。私個人はそれほど強く感じていませんが、改めて考えると確かに昔に比べて仕事が多くなったような気がします。それも生徒に関わるような仕事以外のものが増えた感じがします。
「教員は授業がメイン」ということを学校現場ではよく言われますが、現状は日常の仕事のうち、授業のウエイトは昔ほどではないような気がします。手を抜いているという意味ではなく、授業に手をかけられなくなるほど、雑務が多くなったということです。
授業も含めて、生徒との関わりを第一と考えている人間が教員になっているのですから、それが少なくならざるを得ない現状の学校現場は、本来の教育の現場として果たして良いのかという疑問を持ちます。
今回の発表はそれを改めて考えなければいけないデータなのではないでしょうか。

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