2011年11月10日木曜日

県教委、不祥事防止委を新設へ

タイトルは、今日(11月10日)の@-S静岡新聞ニュースです(詳細はこちら)。

こういうのは、もっと頻繁に行なわれるべきだと思います。

また、「県立湖西高の遠藤弘美養護教諭は「(不祥事対策について)管理職との『温度』が一緒でありたい」」との意見に同感です。

やはり同じ職場の教職員が一致団結して学校運営に当たるためには、管理職が校内の状態をしっかり把握し、方向性を示してくれることが大切だと思います。できれば、その際には職員の意見をうまく吸い上げてくれるとなお良いですね。

さらに、「藤枝市立青島中の増田みちよ養護教諭は不祥事を起こした教職員について「つまずきが何から起こったのか。そのサインについて語られてこなかった」と問題提起。根本原因を継続的に協議する大切さを訴えた。」ということですが、それぞれ事情は違うと思いますので、それをしっかり掘り起こしておく必要はあると思います。

ただ教員に限らず、人間は誰しも、その働きに見合った「承認」を必要とします。それが給料であったり、社会的地位であったり、尊敬であったりするかと思いますが、今の学校現場にはそのどれもが、昔に比べると少なくなっています。毎年給料は下げられ、昔ほど尊敬される立場ではなくなっていますし、それに反して雑務が増え、生徒も依存が強く、せめてもう少し給料が上がればと思わずにはいられません。
こう書くと、必ずバッシングがありますが、教職員だって生活者なんですから。何年も教員採用試験にチャレンジして、やっとの思いで夢を達成させて教職員になるのですから。
バッシングされても、生徒のためにと頑張っている先生方は全国に沢山いるのですから。
そもそも、教職員に優秀な人間が来なくなってしまったら、将来的に困ることになると思うのですが。

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