特に高校でキャリア教育を実施している事例(横浜のサレジオ学院高校や静岡の菊川南陵高校、中央大学附属高校)については、私自身がその必要性を感じていただけに、具体的なキャリア教育のやり方を検討する必要性を強くしました。高校教員は、大学に進学させてしまえばそれで良いという時代ではないと思います。将来を見越した進路指導を行なっていくことが必要になってきていると思うのです。
これからの日本は人口が減少し、経済活動が衰退することはほぼ間違いないのですから、これから就職する若者は当然苦しい立場になっていくでしょう。
しかし、これから就職する若者たちが頑張ってくれなければ、私世代の人間にとっても、老後の不安がますます大きなものになってしまいますし、自分たちの子どもたちの未来も暗いものになってしまうことでしょう。
その意味でも、自分自身がもっと就活に関する知識を増やす必要があると感じています。
そんなときにちょうど目にしたのが、タイトルの書籍です。
大学キャリアセンターから見た今日の就活事情をまとめた本書は、大学に通っている子どもを持つ親、大学生、高校教員はぜひ読むべきだと思います。
大学側の事情、企業側の事情、就活生の気をつける点など、知らなければうまくいかないことばかりがでています。
まえがき--キャリアセンターの内側から見えること、言いたいこと
第1章 キャリアセンターの事情
第2章 採用する側の論理とテクニック
第3章 就職活動生はこう見られている
第4章 保護者は隠れた戦力である
最終章 あとがきにかえて--学生も企業もハッピーになるために
第4章 保護者は隠れた戦力である
最終章 あとがきにかえて--学生も企業もハッピーになるために
軽い感じの文体で、かなり読みやすいですので、大変良い書籍です。絶対オススメ!
沢田健太 『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動』
沢田健太 『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動』
ソフトバンク新書177 767円(税込)
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