第1部は、『今までで一番やさしい経済の教科書』などの著作を持つ木暮太一氏の監修のため、木暮氏の著作を再編集したような形式になっていますが、「GDP」、「人口」、「雇用」、「貿易」、「財政」、「為替」、「金融」についてまとめられています。主張自体は少し?な部分もありますが、用語の解説や現状分析に関してはかなり分かりやすくなっていて、5分は大げさですが、読んでいけば、現代の経済を取り巻く問題について、ひと通り理解することができるでしょう。図表も多く、かなり読みやすいです。
第2部は、『日経新聞の「本当の読み方」がわかる本』の著者である小宮一慶氏の監修による、「プロが実践している日経新聞の「読み方・使い方」です。小宮氏の他に、渋井真帆氏、板橋悟氏、東谷暁氏らの「読み方・使い方」のアドバイスが出ています。
ビジネスマンと言えば、日経新聞というイメージが強いので、やはり日経新聞を読んだほうが良いのかと思うビジネスマンが多いのかも知れませんが、日経新聞だからといって、他の新聞と読み方に特別な差があると思うのが、そもそもの間違いだと思います。新聞一部にどれだけの情報が詰まっているか、何万字あるか。何かで読んだ記憶がありますが、具体的な数字は忘れましたが、軽く新書一冊分(だったような?)はあるのですがら、それを毎日スミからスミまで読むのは無理です。
普通の新聞同様に、一面をじっくり見て、あとは見出しだけを見て、気になる記事だけ読む、あるいはスクラップするで十分だと思います。実際、この第2部でも、それに近い読み方が提案されていましたので、私の考えかたはまんざらでもないようです。
特集は「いまだから読みたい「デール・カーネギー」」です。「デール・カーネギー」と言えば、『人を動かす』や『道は開ける』で有名です。私の本棚にも、この二冊と『カーネギー名言集』がセットになっている文庫本が、すぐ取れる場所にあります。結構何度も読み返しています。人間関係が難しくなっている現代社会ですから、確かに「いまだから読みたい」ですね。
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