2010年12月21日火曜日

日本の指導者は、「沖縄問題」について、ちゃんと考えているのでしょうか?

先日、菅首相が沖縄に行って、仲井真知事と会談を行ったことは、各メデイアで報道されていますが、ほんの僅かな時間でしたし、意見も全くすれ違い、また上空からの基地を視察したのみのようですが、新聞には「大きな一歩」という文字が出ていました。何が?どこか??というのは多くの方が感じたことだと思います。正直言って、菅首相は沖縄に何をしにいったのでしょうか?

ところが、今日はさらに前原外相が沖縄に行き、仲井真知事と会談したというのが、各ニュースサイトに出ています。
前原外相の訪沖は、おそらく菅首相が行ったときに、予告されていたのしょうが、こんなにも続けて行っているのは何故なんでしょう?前原外相は一体に何をしにいったんでしょうか?

仙谷官房長官の「甘受」発言もそうですけど、日本の指導者は(う~ん、これらの方々を、あまり指導者って表現したくないなぁ。 )何を考えているのでしょう(あぁ、考えていることは、沖縄県内に移設するってことだけですね)。

仲井真知事は、「沖縄以外で探していただいた方が早いのではないか」と発言したようですが、もっとガツンと言えないのでしょうかねぇ。まぁ、政治的な駆け引きってのがあるんでしょうけど、金でごまかされないように、祈るしかないですね。

コザ騒動40年の昨日12月20日を挟んでのこれらの動きに、なんだかやるせない思いでいっぱいです。 「第2のコザ騒動」が起きてもおかしくはないという発言もあるようです。ちょうど40年前なので、その時のことは知りませんが、きっとコザ騒動の時と同じだと思われる「理不尽さ」というものを感じざるを得ません。
沖縄タイムス』12月20日の社説と、『琉球新報』12月21日の社説へのリンクを張っておきます。ぜひ、読んでみてください。

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