2010年12月28日火曜日

ロイター発「年末年始の体重増加、専門家が減量へのコツを伝授」を読んで

ロイターのHPの世界のこぼれ話にある記事です。

官公庁も今日までが通常営業で、民間企業もぼちぼち年末年始の休みに入りますよね。年末年始、日頃の疲れを取るんだァということで、ゴロゴロしている方が多くなることでしょうが、特に中年になって気になるのが体重増加ですね(私だけではないと思いますが・・・・・)。

米ニューヨーク市の臨床心理学者Belisa Vranich博士は、「決意が崩れるのは、非現実的なものだからだ」と指摘。うまくいかない場合への備えや変化を受け入れる気持ちが欠けていたり、運動を続けるためのサポートのないことが挫折の原因になる述べた。

ニューヨークでヨガやピラティスのインストラクターをするクリスティン・マッギー氏によると、
誰にでも合う運動方法というものはない。「自宅で運動するのが合っている人もいれば、ジムだと調子が良いという人もいる。グループレッスンを好む人とマンツーマンを好む人でも違う。自分が一番好きな方法を見つけるのに時間がかかっても、諦めないでほしい」。

エクササイズ本「Naked Fitness(原題)」の著者で米イリノイ州に住むアンドレア・メトカーフ氏は、生身の人間であれバーチャルなものであれ、サポートしてくれる存在を持つことが成功の秘訣だという。
メトカーフ氏は、すぐに成果が出ないとがっかりしてしまうのは「自分自身を信じていないからだ」との考えを示し、「鏡を見て、良い部分を探す必要がある」と述べた。

栄養士のジョイ・バウワー氏が推奨するのは、1日に30分歩くなど、達成しやすい小さな目標を掲げること。同氏は、「短期的な目標にすることを強く勧める。そうすれば、計画通りに進めやすく達成感が得られる」とし、非現実的な目標は落胆のもとだと話した。

この他にもいくつかの専門家のアドバイスが出ていますが、これを読んで思ったのは、これらのことはダイエットだけの話ではないなぁということです。
臨床心理学者Belisa Vranich博士が述べている内容を一部直して、「決意が崩れるのは、非現実的なものだからで、うまくいかない場合への備えや変化を受け入れる気持ちが欠けていたり、続けるためのサポートのないことが挫折の原因になる」というふうに読み変えれば、仕事や勉強でも同じことが言えると思います。

ニューヨークでヨガやピラティスのインストラクターをするクリスティン・マッギー氏やエクササイズ本「Naked Fitness(原題)」の著者で米イリノイ州に住むアンドレア・メトカーフ氏、栄養士のジョイ・バウワー氏のアドバイスも、それぞれの発言をごく一部変えれば、仕事や勉強に対する取り組みに関する注意にもなることに気づかれるのではないかと思います。

新年を迎えるにあたり、今年を反省し、来年への新たなる目標を決める方が多いと思いますが、せっかく目標を立てるならば、実りあるものにしたいものです。そのためには、例えばこのようなことを少し注意して計画するのも良いのではないかと思います(まぁ、私は素直にダイエットのアドバイスとしても受け止めないといけませんが(笑))。

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