タイトルは、7月23日のCHUNICHI WEB掲載の社説です(詳細はこちら)。
確かに、学歴としての修士レベルは必要がないと思います。
ただ、修士時代を教育実習中心に、半ば非常勤講師的に活動できるようにするのならば、修士までの経験が大変有効だと思います。
当然、一般的な修士とは別扱いになりますが、現場を知らないで、採用試験だけ受かってしまって教員になってしまうよりは、よほど良いのではないかと思います。いくら採用試験を工夫しても限界がありますので。
それと、本社説での職場環境の改善には賛同します。とにかく、教員は子どもを通じて教員になっていくのですから、子どもたちと向き合えない教員は、現場にいても本人が不幸ですし、当然そのような先生に教わらなければならない子どもたちも不幸です。
やたらと忙しくて、いろいろ言われて、給料もドンドン減らされて、それでいて良い成果だけを期待される、そんな環境で、誰が頑張れるというのですか?
有能な人間が敬遠しがちな職業になっているような気がしますが、それでも情熱だけで頑張っている優秀な先生方は多いのです。
いろいろな意味で、教員がもっと教育のことだけを考えて、のびのびと子どもたちに向き合っていけるようにならなければ、明日の日本を担う若者は育ちません。
もっといろいろと議論しなければいけない問題です。
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