今日5月23日の中日新聞に、気になる記事が出ています(詳細はこちら)。
中電は、東海地震の原発への影響を「浜岡原発の敷地はなだらかに1メートル隆起する」と考えているようですが、この記事によると、過去それ以上の規模の隆起が一気に起きたことがわかったそうです。つまり、中電の想定よりも隆起の規模が大きい可能性があるということですね。
「地震予知連絡会会長などを歴任した大竹政和・東北大名誉教授(地震学)は「断層の角度と規模によっては、浜岡原発に揺れとずれの両面で影響を及ぼしうる」と指摘」しているわけですから、立石雅昭・元新潟大教授(地質学)が言うように、「原発が停止している間に、原発直下も含めて調べるべきだ」と思います。
細かく調べれば調べるほど、中電に分が悪い結果がで出るのだとしたら、それは当然浜岡原発を廃炉にするべきであることの理由がはっきりするわけですし、調べて問題がないのならば、中電の要望どおり再稼働も可能だということになるでしょう。
どのみち今のうちに調べないとなんとも言えないわけですから、中電は今のうちに様々なことをちゃんと調べるべきですし、我々もそれを中電に要求するべきだと思います。
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