2011年5月21日土曜日

静岡県内19市町で一斉津波避難訓練

今日5月21日、静岡県内沿岸部の19市町で、津波を想定した一斉避難訓練が実施されました。
例年は7月に実施されるものですが、東日本大震災を受けて、前倒しして行なわれたわけです。

午前10時に地震が発生し、直後に津波が起きたという想定で訓練が行なわれたわけですが、静岡県は東海地震の震源域が近いために、津波も地震発生から5~10分程度で起こると言われていますので、今回は10分以内に避難することを目標とされていました

各地で訓練が実施されたわけですが、場所によって結果は様々だったようです。静岡新聞のこちらに出ている富士市田子浦地区は比較的順調だったようですね。朝日新聞には静岡市の様子が出ています。浜岡原発のある御前崎市浜岡地区でも訓練が実施されましたが、それについては毎日新聞のこちらに出ています。


今まで津波の被害に関してはそれほどには考えられていなかった部分が強いので、浜岡での様子のように、避難所に指定されていた場所が津波の場合には適さないということがあったようです。
毎日新聞の記事にあるように、焼津市では沿岸部だけにかぎらず、市全域を対象に訓練を行いましたので、様々な問題点が見えた訓練になったことでしょう。


おそらく今回の訓練によって、様々に見直しをかける必要が見えたことだと思います。各自治体は、早急に対策を検討する必要があるでしょう。何せ、「30年以内に87%」の確率で地震が想定されているんですから。県には浜岡原発も含めて検討することを期待したいですね。

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