2011年5月16日月曜日

浜岡原発停止、今後は 「危険残る」専門家が強調

タイトルは、昨日5月15日のCHUNICHI Webの記事です(詳細はこちら)。

発電を止めたとはいえ、現状は水素爆発を起こした福島第一原発4号機と同じ状況なわけですから、今何かあったら、大変危険なわけです。

昨日も報道があったように、5号機を止めるときに海水が混入するというトラブルがありました。それに関する記事が今日出ていました(リンク先はCHUNICHI Webの記事です)。ここにもあるように400トン海水が漏れたということで、専門家曰く「桁違いの量」であり、安全管理に疑問があるようです(これに関する詳細はこちら)。


このような事故が起こるのは、やはり原発は人間がコントロールできるものではないってことなのではないでしょうか。今日の大きなニュースになっている福島第一原発の状況把握のミス(詳細はこちら)を見ても、そう言えると思います。
人間は万能の生き物ではありません。いくら科学が進んだとしても、不可能なものは不可能なんです。人間は、自らの愚かな行為で自らの首をしめることは、歴史上幾度と無く繰り返していますが(典型的なことは戦争ですね)、原発も同じだと思います。原発を稼働させることは自らの首をしめることだと早く多くの人々が気づけないといけないことだと思います。


このことに関してはオーストリアを見習うべきでしょう。先週13日に発売になっている『週刊金曜日』846号の「伊藤千尋の国際時転」には、オーストリアの憲法には原発禁止の項目があるとの記事が出ています。これはぜひ多くの方に知っていただきたいことですので、ぜひ『週刊金曜日』846号を買って読んでください。

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