2011年5月20日金曜日

週刊朝日緊急増刊『朝日ジャーナル』 知の逆襲 第2弾

復刊「朝日ジャーナル」の第2弾なわけですが、テーマは「日本破壊計画」で、サブタイトルは「未来の扉を開くために」となっています。

発行は3月19日ですので東日本大震災の後ですし、中の原稿はもちろんもっと前に書かれているのですが、東日本大震災後の今、改めて意味のある原稿が多いように思いましたので、取り上げます。
私自身も、これを手にしたのはかなり前です。

今となっては、タイトルからしてタイミングが悪い時に出てしまった感は否めませんし、本書内の内田樹さんの「『朝日ジャーナル』の歴史的使命は終わった」という一文もあるように、今これがどのくらい受け入れられているのかという気もしますが、読めばそれなりに示唆にとんだものもあります。

左派右派問わず、現代の主要な思想家の論考を一冊で読めるという意味では、お得感はあるように思いますが、逆に復刊『朝日ジャーナル』として出す意味がどれほどあるのかという疑問な部分もなきにしもあらずな感じです。

私がけなしているように思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。それなりに評価できる雑誌です。ただ人によって評価はかなりわかれるだろうなぁと思います。実際に読んでみて評価してみてください。








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