2011年5月18日水曜日

名古屋市教育委員会、「キャリア・マイスター」制度を導入

今日5月18日のYOMIURI ONLINEに、タイトルの関する記事が出ていました(詳細はこちら)。

記事にもあるように、「地域の人を総合学習の時間に講師として呼ぶ」ことは、いろいろな学校で行っていると思いますが、非常勤職員として週3~4日勤務するというのは大変おもしろい試みだと思思います。ちなみに月額報酬は16万3500円というから、なかなかいい報酬ですよね。


市教委学校教育部指導室は、「通常の授業だけでは伝えきれない生き方に関わる指導につながるのではないか」と期待している。」とあるように、うまくいけばおもしろいでしょうが、はたしてどんなふうになるでしょうか。


総合の時間に一般の方を講師で呼んだ場合、事前指導や事後指導をきちんとしたものにしないと、せっかく来てもらっても、あまり意味のないものになってしまいます。今回の名古屋市の場合、ある程度定期的にいるのでフォローもしやすいでしょうが、かなりしっかりとした年間指導計画をつくらないと、子どもたちにとってただの遊びの時間になってしまいかねませんので、その辺りの工夫が必要になるのではないかと思います。


ただ、とにかくその成果は注目したいですね。何かの形でその成果を公表してくれると勉強になるなぁと思います。

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