2011年5月17日火曜日

被災地の文化財 地域の誇りも救いたい

タイトルは、毎日jpの社説からです(詳細はこちら)。

社説の中にもありますが、このような時に残念ながら多くの文化財が失われてしまいます。当然人命が第一ですが、文化財というのはその土地に人が住んできた証ですので、できるだけ多くの文化財を救いたいというのが、文化財に関わる人間の思いです。

阪神大震災の経験から、今回も多くの関係団体の動きが進んでいます。有形は第三者の人間でも守ることができるものもありますが、無形のものはその土地の人達が人たちが守ろうと思って行ってくれないと守れないものです。
このような大災害のときに、そのような思いになれないのは十分わかっているつもりですが、しかしこのような時だからこそ、その土地に生きた証として、無形の文化財の伝承に取り組んでいただきたいと思うのです。

今の我々があるのも、昔の人々の努力の賜物なのであり、それを我々も後世に引き継いでいかねばならない使命があるのではないでしょうか。
やはり文化財にはお金がかかります。私もそちらの方面に関わっている人間として、少ないですが募金させてもらいましたが、もっとなんとかしなければならないことは間違いありません。できるだけ多くの方にもご理解いただいて、ぜひみんなで文化財を守っていきましょう。

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