タイトルは、10月27日のTHE ASAHI SHIMBUN DIGITAL掲載の社説です(詳細はこちら)。
大きな構想を掲げても現実的に無理ならば意味は無いですが、修正案のような明らかなトーンダウンでは実際うまく行かないでしょう。
この問題、社会のどこか一部だけをいじっただけではダメです。社会全体を変えていかないと。その意味では、最初の案ですら、中途半端なものだと思っています。
本当は、「3.11」を契機に、日本の社会を大きく変えるような何かが欲しかったのです。東大のこの話が、そこまでを取り込むような大きなものになっていければ良かったのですが、そうではなかった。
石原さんの、あのような動きが許される状況では、日本は「3.11」を教訓にできていないと思わざるを得ません。まぁ、石原さんの動きは今後どうなるかわかりませんが。
ただ、現実原発の問題といい、静岡の条例案否決の話しといい(地元の話で情けないですが)、「3.11」が教訓として生きていない。
今後、いつ、「3.11」の経験が生かされて来るのか、そう考えるとため息が出てしまいます。とても悲しいです。
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