タイトルは、6月2日のTOKYO Web掲載の記事です(詳細はこちら)。
同様の記事は6月2日の朝日新聞にも出ていましたが、東京新聞の方には、以下のような、教育関係者からの指摘について触れていますので、東京新聞を取り上げました。
「教育関係者には「エリート優遇」との批判や「受験競争の低年齢化を招く」といった懸念も強い。文科省は学業成績やスポーツ、芸術で特に秀でた場合に限ることで対象を広げすぎない考えだが、制度設計をめぐって曲折も予想される。」
この部分についてですが、国際競争力をつけるために、秋入学などが検討されているような時代なのですから、「エリート優遇」の批判は時代遅れなのではないかと思うのです。私自身はエリート教育は必要だと思っています。
確かに飛び級を認める基準を、今まで以上に厳密にしていく必要があるかと思います。しかし、その基準をクリアできるだけの能力を持つ若者は、それだけの能力を活かせるようにしてあげないとかわいそうですし、その能力を活かしてもらうことが他の人のためにもなるのではないかと思うのです。
まぁ、この問題は記事にもあるように飛び級だけの問題ではなく、教育制度全体の改革につながるものですので、飛び級問題も含めて、抜本的な教育改革をしていくことが、これからの日本には必要なのです。
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