2013年3月12日火曜日

静岡県内教職員、早期退職269人に増加 再雇用対象は63人

タイトルは、今日(3月12日)の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

これだけ話題になっているなかで、さらに早期退職を選択する人が増えるということは、明らかにモラルの問題ではなく、制度上の問題だということを証明しているようなものです。

9日の@-S静岡新聞ニュースに出ている、県議会での議論のなかの、「阿部卓也氏(民主党・ふじのくに県議団、浜松市浜北区)は「財務省が官民格差解消の名目で地方を巻き込み、苦渋の議論を強いた。国と地方の関係が本質的問題だ」と指摘した。」は、まさにその通りだと思います。
どうも最近の国の制度設計の甘さが目立つような気がするのは気のせいではないと思います。

ただ、同じ記事で、「同一校に10年以上在籍する県立高校の教諭が509人に上ることを明らかにした。このうち20年以上の教諭も29人いた。教員人事の硬直化が体罰の温床とみる意見もあ」るというのには、必ずしも同意出来ませんね。
特に高校など、昔からその学校の生き字引みたいな先生がいて、それがある意味その学校の一つの特徴を表していたことがあったように思います。確か硬直化という可能性がないとは言えませんが、それが必ずしも体罰につながるものではないはずです。
そもそも、長く居ることで問題が起こるのであれば、逆にそこに長く居ることはできないのでは?

2012年度末の人事では3割前後を異動させる方針も示した。
良い意味でその学校の名物先生が居なくなってしまうことで、学校が寂しくなる可能性があるような気がします。

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