今日2月13日の『琉球新報』、『沖縄タイムス』のHPでは、ともにトップに来ています。
『琉球新報』によると、「1月下旬と2月上旬の2度、計3時間、東京都内の衆院議員会館でインタビューに応じた」なかで、「「県外」断念の理由とした在沖米海兵隊の「抑止力」については「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便といわれれば方便だった」と述べ、「県内」回帰ありきの「後付け」の説明だったことを明らかにした」ものです。
いや~、鳩山さんが在沖米海兵隊を、本気で抑止力だと思っていたのだとしたら、一国の首相でありながら、とんでもなく世界情勢が分かっていないところでしたが、その意味ではさすがにちゃんとわかっていたのね、と変な安心感があります。
それは別として、分かっていながら、ノウノウとデタラメを述べるこの国のトップって、一体何なんでしょうか?
しかし、インタビュー記事を読む限り、どうやら民主党のトップの人間の周辺でも、軍事的問題を考慮した上できちんと国際情勢が分析できているようですので、民主党政権でもアメリカを相手にもっとちゃんと交渉できるはずです。
これは、民主党政権を低レベルに見ている我々国民の空気をもう少し高めていかないといけないですね。つまり、民主党政権でもやればできるはずなのですが、やっていない、あるいはムダなところに力を回しすぎている(例えば子ども手当の問題とか)のだと思われますから、これくらいはできて当たり前だという声を強くしていくことが必要なのでしょうね。
消費税を上げて子ども手当にという民主党の意見は、自民党とかに反対にあいますが、「沖縄問題」ならば、おそらく野党の大方の同意を得られるのではないかと思うのです。
我々国民も、政府にやって欲しいことを、きちんと順序立てて実行してもらえるように、優先順位をつけた要望書みたいなものを提出してみてもいいのではないかと思います。そうすれば、子ども手当が優先順位の最上位に来ることはないでしょうから、政府だってそれを優先して実行しようと思っていたとしても出来なくなるでしょうからね。
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