2012年9月8日土曜日

小中すべて35人学級に 文科省が概算要求

タイトルは、今日(9月8日)の THE ASAHI SHIMBUN DIGITAL掲載の記事です(詳細はこちら)。

エントリー、約1週間ぶりです。サボっていたわけではなく、東京に出張していたんです。
で、このタイトルの情報は、実は先に昨日の帰りの新幹線内のニュース速報で見ていました。

35人学級にすることは、大変良いことだと思います。問題となるのは、教員を増やすための予算ですが、個人的にはその増加分は将来への投資の意味で必要だと思っていますので、財政が厳しい中でも予算措置をきちんとすべきだと思います。

ただ、9月1日のエントリーに出しましたが、教員養成の問題をどうするのかという点に関する議論がほとんど進んでいないわけです。
現状のままで教員の数を増やすというのもありでしょうが、おそらく将来的に世間では、あの時は教員を増やしたから、昔で言う「デモシカ教員」って言うのと同じように、質が必ずしも高いわけではない等と影口を叩かれるようになりかねないような気がします。

この問題は、別々に考えられてしまうような気がします。つまり35人学級はとにかくドンドン進めていき、教員養成は当然議論や準備に時間がかかるので後手に回ってしまうという形になりかねないのではないかと思うのです。

しかし、この二つの問題は当然同時並行で考えて行かないといけないものです。文科省はそのあたりのことをきちんとやって欲しいですね。

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