2012年8月26日日曜日

静岡市職員、課税文書廃棄図る 691件、未処理も8件

タイトルは、8月24日の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。

行政文書は、いままで基本的には廃棄が原則という風潮がありましたので、職員の認識も甘い人が多いように感じます。

現実的には、自分の仕事で使う書類は置いておくにしても、終わってしまった事業などの書類を、保管場所の問題もあり、いつまでも近くに置いておくことはないですし、次々に新しい文書が発生しますから、どんどん片付けたいという状況なわけですから、気持ちがわからなくもないですが。

ただ、行政文書は基本的には担当者個人のものではありませんから、それをどうするかは組織が判断するもので、個人レベルで廃棄するとかの判断ができるものではないということなどを、しっかり教育しないといけないわけです。

4月に「公文書等の管理に関する法律」が施行されていますが、あまり時間も経っていないからか、公文書の管理に関しては、まだわかっていない人間が多いので、このような事件が起こってしまったからには、他の自治体においても、マニュアルの見直しや、職員への教育をしっかりと行わないといけない状況にあると思います。

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