昨日のエントリーで宣言したとおり、今日は8月15日付けの各紙の社説を紹介します。
「8月15日 「史実」の国際理解を広げたい」(YOMIURI ONLINE)
「終戦記念日に考える 体験をどう語り継ぐか」(毎日jp)
「未来世代へ責任がある 戦争と原発に向き合う」(CHUNICHI Web)
「「いつか来た道」にならないために」(日経Web刊)
朝日、読売は時勢を反映した内容になっていますので、結果的にこのような社説になるのも分からなくはないですが、やや内容的な薄さと話が飛んでいて多少わかりにくい点を思うと、逆にこのような話題が無ければ一体どういう社説になったのかと思わざるをえません。
この問題で論じたものを読むのならば、やはり最前線にならざるをえない沖縄の2紙を読むべきです。今年は琉球新報も沖縄タイムスもこのテーマで語っています。これを読んでしまうと、朝日、読売の薄さを余計に感じてしまいますが。
毎日と日経の社説は、良いポイントをテーマにしていると思います。昨日のエントリーで、静岡県内の戦友会の解散の話がありましたが、まさにそこで問題にしているテーマです。この数年の間にどうにかしていかねばならないテーマですから、今年の社説でこれを取り上げたことは大変良いと思います。
中日はちょっと突飛ですが、ある意味中日らしさが出ています。戦争の話はやや薄いですが、よく考えると中日の主張は納得ですね。これはかなり良いのではないかと思います。
こう見ると、今年の8月15日の社説は、なかなかおもしろい社説が揃っていて、久々に良い感じですね。
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