今日(1月21日)にセンター試験の再試験が行われましたが、受験者はかなり少ないですね(詳細はこちら)。
記事に「大手予備校「河合塾」の広報担当者は、再受験生が対象の1割にも満たないことについて「多くの受験生が、出願校の決定や2次試験対策を優先させた結果だと考えられる」と分析している。」とありますが、16日に自己採点を行なって出願先の検討に入るのが普通ですから、一週間遅れの再試験ですと受験生の「出遅れた感」が強まるので、敬遠されたのでしょうね。
静岡県での対象者は157人もいたのに受験したのはたった9人だったようです(詳細はこちら)。
毎日jpの記事に「トラブルでは、本命の「第1解答科目」で公民を予定した受験生が、試験開始時に問題冊子が配られず最も不利益を受けたとみられる」とありますが、大学入試センター20日発表の中間集計その2で、公民のうちでもっとも受験生が多かった現代社会の平均点が52.10点というのは、その影響なのでしょうか。
前のエントリーに記したように、今年の現代社会の第1問はおそらく教科書レベルを超えていると思いますので、その影響もあると思いますが。
得点調整は行わないということですが、それは仕方がないとしても、今回のトラブルは来年に持ち越さないようにしてもらわないと困りますね。
平均点として、日本史の67.94点というのは少し高めですね。昨年よりも政治史が増え、社会経済史・文化史が少なくなったということが影響しているのでしょうか。それと戦後史がそれほど多くなかったということも影響しているのかもしれません。
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