2011年9月25日日曜日

大阪教育条例案 教委の役割を問い直す議論を

タイトルは、今日(9月25日)のYOMIURI ONLINEに掲載されている社説です(詳細はこちら)。

この社説以外にも、アチラコチラでこれに関連した問題について取り上げられています。例えば、9月21日付でasahi.comに掲載されている社説には「君が代裁判―維新の会は立ち止まれ」と題した記事が出ています。

「大阪維新の会」が大阪府議会に提出した、「大阪府教育基本条例」は、自由法曹団大阪支部がテキスト化していますので、リンクを貼っておきます。リンク先にも書いてありますが、内容を検討し、議論を深めるためにご活用ください。

教員の立場からすれば、当然反対の立場なのですが、君が代の件といい、今回の教育条例案の件といい、君が代問題のエントリーに頂いたコメントにあった、かつて大阪の一部に存在したらしいあまりよろしくない教育に対する恨みか何かなのではないかと思わずにはいられません。
勝手な想像ですが、もしかしたら、橋下知事が受けた教育に対する恨みを、今晴らしているのではないかなどと思ってしまいます。そう考えると、橋下知事は被害者なのかも知れません。

ただ、そうであるからこそ、教育に関する問題は、多くの人間が様々議論をする必要があると思っています。
読売の社説の最後にもある、「学校現場への影響を考えると、十分な議論なしに採決することは避けるべきだ。「子どもたちの適切な教育を受ける権利に責任を負う」という目的と相反する部分は柔軟に見直してもらいたい。」という点は、橋下知事にもぜひわかっていただきたいです。

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