2011年9月2日金曜日

「脱原発」を堅持しよう 日本の未来のエネルギー

タイトルは、CHUNICHI WEBに出ている社説です(詳細はこちら)。

野田佳彦新首相は「原発を新設しない」としながらも、「安全性を確認した原発を活用し、電力の安定供給を確保する」と、再稼働容認の立場を鮮明にしており、民主党代表選に出馬した五人の中で、脱原発からは最も遠いといわれている。脱原発、脱原発依存路線からの後退、あるいは揺り戻しを心配する声も高くなっている。」ということについては、かなり気になりますが、「脱原発の方向性は、福島第一原発の惨状を目にした多くの国民に、一定の評価を受けている。国民の意思と願いが込められた脱原発の金看板を、そう簡単に掛け替えるべきではない。」という社説の主張には大賛成です。

経産省原子力安全・保安院は、福島第一原発から飛散した放射性セシウム量が、広島型原爆百六十八個分に上ることを公表した。文部科学省の調査では、土壌汚染の最高濃度は一五〇〇万ベクレル以上に上る。徐々に明らかになる放射能汚染の実態は予想以上に深刻で、広範囲にわたっており、避難の長期化は避けられない。」という状況なわけですから、今後このようなとてつもなく大きな被害が出ているという事実を無視するような動きには断固反対すべきです。

原発は高くつく。安全上も経済的にも、あまりにリスクが高すぎる。」のです。「原発はいずれにしても“安楽死”させる以外にない。」のですから、今後、これ以上悲しいことが起こらないようにするためにも、「脱原発」をススメなくてはいけないのです。

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