2011年9月22日木曜日

「浜岡原発永久停止を」 牧之原市議会、決議書提案へ

今日(9月22日)、昨日の各紙に出ていますが、タイトルは@Sの静岡新聞ニュースです(詳細はこちら)。

一方で、「浜岡原発、防潮堤の工事開始 来年末完成」という記事も出ています。
この記事にあるように、「防潮堤建設のめどが立っても、再稼働のハードルは高そうだ。御前崎市の石原茂雄市長は「(防潮堤で)安全性は高まるのは歓迎したい」と評価する一方、「再稼働の是非は完成してからの話」と強調する。川勝知事は12日の記者会見で「使用済み核燃料が処理されるめどが立つまでは、再稼働させるべきではない」と発言し、再稼働に向けてこれまで以上に厳しい条件を提示した。牧之原市議会が会期中の9月定例会で「浜岡原発の永久停止を求める決議」を可決する可能性も高い」という中で、果たして中電の思惑どおりに行くのでしょうか。

この工事だけでは、川勝知事の条件はクリヤーできないですし、牧之原市議会の言う「東海地震の震源域に立地している浜岡原発は確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り」という条件もクリヤーできません。
つまり、この工事はあくまでも原発再開を目指す中電にとっては、第一歩だということなのです。この工事が完了すれば、再稼働ができると思っているようでしたら、それは改めてもらわないといけないわけですね。
そもそもこの工事は当初計画から、防潮壁の高さをアップしたことでどう考えても作業量が増えたと思われるにもかかわらず、完成予定が大幅に前倒しされたものになっていて、それでちゃんとしたものができるのかと思わずにはいられません。
まぁ、どんなに急いでも、防潮壁ができたところで、再稼働はできないですよ、中電さん!

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