2012年2月27日月曜日

大阪の教育条例 徹底した論議が必要だ

タイトルは、今日(2月27日)の毎日jp掲載の社説です(詳細はこちら)。

この大阪の教育条例、小手先の改革に過ぎないですね。本当に教育改革をするのならば、文科省を廃止し、教育委員会を解体して、公教育を根本からつくり直さないと意味がありません。

教育はその成果が簡単にわかるものではありません。それがゆえに、直ぐにでも結果を出さなければ厳しい処分が待っているという状況にすることで改革ができると考えているようでしたら、それは甘い考えです。

確かに教育改革は必要です。実際に教育現場に居る人間として、それはものすごく強く感じます。しかし大阪のやり方では、ただ教育界の動きが悪くなるだけで、むしろ逆効果かもしれません。もしそうなれば、それはそれでまた教育界が叩かれ、罵られるだけなんでしょうが。

橋下さんたちはこの国の形を変えようと思って「維新の会」を立ち上げたのですから、教育に関しても、現状の形を根本から変える改革を目指さないと、全く意味がない、むしろ汚点を残すようなものになるだけのような気がします。
どうやせるのなら、もっと考えるべきです。それも、もっと大規模にやらないと意味がないと思います。

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