タイトルは、2月22日の@-S静岡新聞ニュース掲載の記事です(詳細はこちら)。
静岡は大きな河川が多く水が豊かなことから、酒蔵が大変多く、特に志太地域と呼ばれる焼津・藤枝・島田地域には、一時東京などではものすごいプレミアのついた焼津の磯自慢を始めとした地酒が大変多いのですが、それは志太杜氏と呼ばれる人たちがいたからこそなのです。
今では数が少なくなったその志太杜氏の一人が記事の静岡市葵区の銘醸蔵「満寿一酒造」の増井浩二さんだったのですから、その方がお亡くなりになられたのは、地元静岡の酒を愛する人間としては大変残念です。
ただ「満寿一酒造」が志太流で酒が作れなくなったことで、酒造りを辞めるという判断をしたのは残念ではありますが、今まで本当に素晴らしい酒を作ってくてくださってありがとうという感謝の思いでいっぱいです。
これで志太杜氏による志太流の地酒は、藤枝の青島酒造の「喜久酔」だけということになったわけです。志太流の素晴らしさを味わえる唯一の酒ということになるわけで、その意味では青島酒造を応援する意味でも、これから日本酒は「喜久酔」一本で行きます。日本酒をあまり飲まない方でも、その素晴らしさは一度飲んでくだされば、大抵の方ならわかると思います。
ちなみに、静岡県の地酒についてお知りになりたい方は、静岡県酒造組合のHPへのリンクを貼っておきますので、覗いてみてください。
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